日劇ローズのご案内
日劇ローズは関西唯一のゲイポルノを取り扱った男性だけの劇場です。女性または女装の方はご入場をお断りしております。
席数は少ないですが、リクライニングチェアーなど他の場内とは少し違った形となっており、休憩スペースや喫煙所、自動販売機なども設置してます。
■劇場公式サイト(松下CINEMA)へのリンク
■劇場公式ツイッター(Twitter)へのリンク
営業時間と入場料金
●年中無休・金・土曜はオールナイト営業
※日~木曜日 9:00 ~ 24:00
※金・土曜日 9:00 ~ 翌朝5:00
●ご入場料金
一般料金/1,500円
会員料金/1,400円(会員証ご持参の方)
特別割引/1,200円(障害者手帳ほかご持参の方)
上映映画のご案内
【上映期間】 9月11日(水)~24日(火)
ホモ映画界のトム・クルーズとして雑誌『フライデー』にも取り上げられ、ゲイの方に絶大な人気を博す、俳優・樹かずの第一回監督作品。ピンク、ホモ、AVと、常に魅せるSEXの現場にいた、彼のキャリアが全編に溢れる、とても素晴らしい映画が出来上がりました。雑誌『薔薇族』でも特集記事が組まれ『キネマ旬報』の「ピンク映画時報」で大絶賛。など、ゲイの方にも一般評論家にも高い評価を得ています。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]樹かず [脚本]岡輝男・五代暁子 [配給]ENKプロモーション
[出演]千葉尚之、神名弘、山名和俊、平賀勘一、樹かず ほか
【同時上映】
(9/11~) 修羅のゆくえ / (9/18~) 最後の抱擁
日劇ローズ探訪記
今年(2012年)、新世界の通天閣は創業100周年を迎えた。
町を挙げてのイベントが催され、連日多くの人々で賑わっている。確かに少し前までは、この界隈は怖いところというイメージがあったが、今や大阪を代表する観光スポットだ。
その新世界に、新しいゲイ映画館が誕生した。それが日劇ローズだ。
2011年に日本で最初に出来たゲイ映画館・梅田ローズ劇場が閉館して、多くのゲイの皆さんが寂しい思いをしていた中、そんな大阪で一番熱い街・新世界に燦然と登場したのだ。嬉しいじゃないですか。早速取材にお邪魔してみた。
通天閣から徒歩で1分ほど、日劇ビルというビルの中にある。
東映の名作を常時上映している新世界東映、ピンク映画の日劇シネマと共用の入口で、階段を2階へ。受付も共用で、ゲイ映画館へ入るという抵抗感はほとんど感じない。
場内は30席ちょっとの広さなのだが、椅子の配置が個性的で驚いた。
いわゆる、映画館ですよとスクリーンに向かって整然と並んでいる、というのではなく、館内のスペースを有効に活用した配置なのだ。
これなら映画を楽しむも良し、そうでない目的でも良し、座る場所を変えながらまったりと滞在できるなと感じた。
それはロビーも同じで工夫されていて、テレビや本棚、コインロッカーなどが設置されている。また、売店にはお菓子やアルコール、おつまみなどもあり、お客様が長い時間を快適に過ごしていただけるようになっている。いい雰囲気だ。
そして特筆すべきは、有料の個室更衣室があること。えっ? それって…? はい、それについては野暮な説明をいたしません(笑)。日劇ローズに行って、ご自分でお確かめを。
とにかく、新規オープンしたばかりの劇場、皆さんで育てていって、関西の、そして全国のゲイが集える新しい殿堂にしよう!