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小倉名画座②のご案内

九州唯一のゲイ映画専門館です。
北九州の玄関・小倉駅からすぐ近く。九州各地のほか山陽地区からもいろんなタイプの方が集まる、いつも元気な映画館です。
近くには24時間営業の飲食店や宿泊設備などもあり、各世代のみなさまにご愛顧頂いてます。ぜひお気軽にお越しくださいませ。

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営業時間と入場料金

●年中無休・連日19時まで営業
  ※全日 11:00 ~ 19:00
  ※イベント開催日の営業時間にご注意ください。

●ご入場料金
  入場料金/②のみ通常入場券 1,500円
  入場料金/①+②周遊入場券 2,000円
  ※年齢に関係なく均一料金です(会員割引はありません)。

〒802-0002 福岡県北九州市小倉北区京町2-5-6
  Tel. 093-522-5916
電車/JR・北九州モノレール小倉駅より徒歩4分。
    駅前デッキを地上に降り、マクドナルドとロッテリアの間の道に入る。
    一本目を右折し、道なりに左に曲がって進むと左側です。
お車/映画館向かいをはじめ徒歩5分圏内にコインパーキングが多数あります。

名画座所在地マップYahoo!!乗換案内

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上映映画のご案内

ほんとうの空色 【上映期間】 9月11日(水)~24日(火)
鬼才・柴原光監督、若干23歳のデビュー作。
売り出し中の新進画家が、彼の恋人であるリンの家で同居生活を始めることになった。近々開かれる個展に向けて、制作に専念するためだ。リンの母親がいて、色々と彼の面倒を見てくれる。その中で彼は絵を描き、と充実した生活を送っていた。
が、あまり美しい、美しいと書いていると、エロ映画としては二流じゃないのかと思われるかもしれないが、石井基正のSEXシーンは何度見ても著しく興奮する。やはりイイ男が悶える姿というのは、極上のエロスなのだ。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]柴原光 [脚本]柴原光、五代響子 [配給]ENKプロモーション
[出演]石井基正、池島ゆたか、吉岡一郎、日比野達郎、芹沢莉緒 ほか

【同時上映】
(9/11~) 男ざかり / (9/18~) 夏男たちのラブ・ビーチ

◆上映スケジュール◆

※各映画作品の上映期間は2週間。ただし、毎週水曜日ごとに1作品ずつ上映映画が変わります。

■9月11日(水)~17日(火)
ほんとうの空色/男ざかり
■9月18日(水)~24日(火)
ほんとうの空色/夏男たちのラブ・ビーチ
■9月25日(水)~10月1日(火)
のんけII 幸せになろうや!/夏男たちのラブ・ビーチ
■10月2日(水)~8日(火)
のんけII 幸せになろうや!/アリアが聞こえる
■10月9日(水)~15日(火)
イルカは海に帰る/アリアが聞こえる
■10月16日(水)~22日(火)
イルカは海に帰る/続光る少年 裸舞裸舞(らぶらぶ)
■10月23日(水)~29日(火)
ラブ・イン・エグザイル 避暑地の出来事/続光る少年 裸舞裸舞(らぶらぶ)
■10月30日(水)~11月5日(火)
ラブ・イン・エグザイル 避暑地の出来事/最後の抱擁
■11月6日(水)~12日(火)
新ハッテンバ・ラブ・ストーリー/最後の抱擁
■11月13日(水)~19日(火)
新ハッテンバ・ラブ・ストーリー/さすらい
■11月20日(水)~26日(火)
愛の処刑/さすらい
■11月27日(水)~12月3日(火)
愛の処刑/男痕 THE MAN
■12月4日(水)~10日(火)
こんな、ふたり/男痕 THE MAN
■12月11日(水)~17日(火)
こんな、ふたり/愛咬鬼 URBAN LEGEND
■12月18日(水)~24日(火)
わがまま旋風(センセーション)/愛咬鬼 URBAN LEGEND
■12月25日(水)~31日(火)
愛ゆえに ラブ・アゲイン/わがまま旋風(センセーション)

青文字はENKプロモーション、黒文字はオーピー映画ほかの配給作品です。

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小倉名画座②探訪記

名画座ご案内画像 さて、東から始まったこの「全国映画館探訪記」、いよいよ今回が最終回。九州へ到達です。
2006年5月、福岡にあった福岡オークラ劇場が閉館し、今回訪れた小倉名画座②が九州唯一のゲイ映画専門館になってしまったんですね。九州男子なんていう言葉があるぐらい、九州というのは男っぽいイメージがありますので、期待を込めて、JR小倉駅に降り立ちました。
目指す小倉名画座は、南口を出て、少し西の方へ入ったところ、昔からの賑やかな繁華街にあります。駅から歩いて5分ぐらい、近いです。
3階建てのこじんまりとした映画館ビル。ここもノンケポルノ映画館と一緒になっているので、あまり抵抗感なく入れます。
1階で切符を買って、ゲイ映画の方は右側の階段から2階へ上がります。なお、小倉名画座では会員証サービスは行っていないそうですが、その分入場料は安く設定してあるので、割高感はありません。
で、2階へ行くと、すぐに場内へのドアが。中へ入りますよ。
場内は広くなく狭くなくといった感じで、ただ椅子席を少なめにしてあるのが目を引きます。いわゆる後方の立見席のスペースが広いんです。そしてトイレの辺りにはちょっとした衝立があって、ハッテンのアプローチには最適な感じがしましたね。で、盛り上がってきたら、パテーションで完全に区切られているボックスがあるので、そこへ移動ですね。このボックス、場内にあるので、映画の中の喘ぎ声と、現実の声がクロスして興奮しそうです。事実、取材中にも見事なコーラスが…。
映画館の周囲は、いわゆる庶民の繁華街ですので、美味しそうな匂いが漂ってますし、その後の食事やデートにも最適。深夜になっても、映画館は毎日朝まで営業してますんで、また戻ってというのも可能と、目一杯楽しめそうな気がします。
3月にはショーもありますよと、劇場の方がおっしゃってました。そのときは九州各地から皆さんいらっしゃるようで、九州男子の熱気に包まれることでしょう。う~ん、羨ましい。
そんなことを思いながら駅に戻ったからでしょうか、駅前で見付けた無法松のブロンズ像が、やけに眩しかったのですが…。

[Badi 08年4月号(テラ出版)掲載より]

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