横浜光音座①上映作品のご案内
縄と男たち4 契(きずな) (2月24日(木)まで上映)
◆解説◆
大ヒットSMゲイ映画シリーズ第4弾は、日本の古都・京都を舞台に、縛ることでしか愛を表現できない男の、自虐のSM行為を描く大興奮作だ。
京都に住む日本舞踊の師匠は、名人といわれ、数多くの弟子たちを持ち、隆盛を極めていた。が、その師匠が交通事故に遭い、下半身不随となってしまった。もう踊れない師匠に付いていたって仕方がないと、弟子たちは次々と去ってしまい、残ったのはたった一人…。
残った男は、師匠のことを心から愛していた。そして献身的に師匠の世話をした。師匠もその弟子の愛を無償の愛と思い、受け入れていたのだが…。
しかし男は若い。ときどき性欲の発散と息抜きで、元カレとSEXしたり、ハッテンバ映画館へ出入りしたりしていた。それが師匠にばれたのだ。無償の愛と信じていた師匠はショックを受ける。そして猛烈な嫉妬から、弟子がそんなことをするのは、自分の下半身が不随となりまったく役に立たなくなってしまったからだと思い込んでしまう。なら、その弟子を自分の下に留めておくには、弟子を縛って、自由を奪うことしかないと思い…。
その日から、師匠から弟子への、縄を使った責め地獄が始まった…。
京都の西陣にある、大正時代建築の旧家を一軒丸ごと借りてロケをしたため、見事な和風テイストな中で繰り広げられるSMシーンは迫力満点。縄、炎が日本建築の中でさらに妖艶さを増し、まさに京都ロケの醍醐味が味わえる。また、惜しまれつつ閉館したシネ・フレンズ西陣でもハッテン乱交シーンなどがロケされており、かつて通ったことがある方には涙ものかも。
とにもかくにも「縄と男たち」シリーズの中でも、異色の超刺激作である。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味はあるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]剣崎譲 [脚本]駒来愼 [助監督]岸田一也 [撮影]牧逸郎 [照明]北井哲男 [音楽]山田かかし [美術]森本かおり [録音]東洋スタジオ 石立幸雄 [編集]京ふたば [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]渋谷和則、梁井紀夫、三好涼、小林弘
パレード (3月10日(木)まで上映)
◆解説◆
熱い男の吐息が洩れる…。あゝ、男たちの孤独の秋だ!!
エロ漫画家の光浩は、塩田編集長からゲイ対象のエロ漫画を書くよう指示された。しぶしぶ承諾したが、このことは同居している父の弓彦に言えずにいる。弓彦は、村役場に勤めながら、男手一つで光浩を育て上げた。そんな父に感謝している光浩。
実のところ、光浩はゲイであった。親友の裕に淡い恋心を抱いているが、田舎ではゲイだと公言できず、自分の胸の内に納めている。今日も川で釣りをしている裕をみながら、妄想してしまう光浩。裕と一緒に全裸で川遊びに耽り、次第に抱き合うキスする二人…そして相互オナニーをするが…。
リアルなパレードへの葛藤を描いた本物の映画。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山崎邦紀 [助監督]国沢実 [撮影]河中金美、田中譲二 [音楽]中空龍 [録音]ニューメグロスタジオ [照明]秋山和夫、新井豊 [編集]酒井正次 [製作]株式会社旦々舎 [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]梅木茂信、甲斐太郎、頂哲夫、真央はじめ、荒木太郎






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