横浜光音座①上映作品のご案内
帰り道 キスの記憶 (1月13日(火)まで上映)
◆解説◆
港町で育った幼馴染・ジンとユウ。子どもの頃から強く惹かれていたユウは、ジンがアイドルとして町を去った日から、ずっと“届かない恋”を抱え続けてきた。ジンは女性と交際していたためノンケだと思われていたが、青春期に一度だけユウへ不意打ちのキスをした――その記憶だけがユウの胸に焼き付き、忘れられないまま大人になった。今、ユウは年上の大家・幹雄と同棲中。互いに「本当に愛する相手と出会ったら支え合おう」という穏やかな関係だが、ユウの心の奥にはずっとジンがいる。
そんな中、ジンが突然芸能活動を休止し地元へ戻ったとの噂が流れる。荒んだ姿で海辺に倒れるジンと偶然再会したユウは、無邪気な笑顔に昔の想いを強烈に呼び覚まされる。やがて二人は、かつてキスを交わした橋の上で再び唇を重ねる。ジンの真意は何なのか、ユウは揺れ、幹雄は逆に「ジンは君を想っている」と背中を押す。
再会、未練、揺れる三角関係――「運命の相手」をめぐる切なくも熱いBLドラマが動き出す。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]吉行由実 [撮影]倉本和人 [ラインプロデューサー]江尻大 [撮影助手]郷田或 [録音]西山秀明 [スチール]本田あきら [MV編集]樹カズ [ポストプロダクション]スノビッシュプロダクト [仕上げ]東映ラボ・テック [制作]オフィス吉行 [提供]オーピー映画株式会社
[出演]保志健斗、大空太陽、赤羽一真、樹カズ、二本木毅、旗コウジ、アキバウリ
ぼくらの時代 木又三郎君の事 (1月27日(火)まで上映)
◆解説◆
男男(ホモ)っていい友!
性愛の五線譜が奏でる男たちの深い、深い激情の調べ!
原宿にある有名美容院。そこで働く順平と俊也は、職場には内緒だが、同棲中のラブラブカップル。ある日そこに、フラッと風のように、三郎という少年がやって来て、居ついてしまう。とにかく風のように自由な三郎は、次から次へと店の男と関係を持ち、そしてついに俊也まで。それを知った順平は…。
『風の又三郎』をモチーフに、『バイブレータ』『機関車先生』など現在一般映画で活躍する廣木隆一(この作品の頃は広木名義だった)監督の代表作といわれる「ぼくらのシリーズ」の記念すべき第1作。
80年代の空気が気持ちよく画面に流れ、当時ようやく扉が開き始めてきたゲイのセクシャルティを、上手くポルノとして消化している手腕は見事だ。でもって、今でも結構ヌケますよ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]広木隆一(廣木隆一) [脚本]望月六郎 [撮影]伊藤英男、阿部宏之 [照明]森久保雪一、坂本太 [編集]沢田まこと [助監督]伊藤博之 [監督助手]井上潔 [効果]内田音響企画 [録音]銀座サウンド [現像]東映化学 [音楽]PINK BOX [企画]才賀忍 [製作]雄プロダクション [配給]ENKプロモーション
[出演]佐藤靖、木戸秀平、武内健二、池島豊、江川央生、岡柳太郎、中根徹、長友達也






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