横浜光音座①上映作品のご案内


愛ゆえに ラブ・アゲイン (8月29日(火)まで上映)

◆解説◆
中国発のコロナ禍で新作ゲイ映画の製作がストップしちゃってましたが、この夏ついに再始動!
ハートを揺さぶる2023年初の最新ゲイ映画を上映します。
詳細は届き次第掲載いたします。ご期待ください。

THE SWIMMER 泳ぐ男 (9月12日(火)まで上映)

◆解説◆
オリンピックの中でも、日本水泳陣の活躍は記憶に残るものだった。あの鍛え上げられた肉体が、水の中で躍動する様は、本当に美しかった。そんな日本中の歓喜の声の中、実はひっそりと北島選手のあの完璧なボディをズリネタに使ってしまった、という不埒なご同輩も多かったのではないだろうか…。
さてこの映画、そんなタイムリーな青年スイマーが主人公だ。この青年スイマーが、水泳に、お坊ちゃまのボデイガードに、そしてそのお坊ちゃまとのSEXにと、大活躍する痛快活劇作品だ。
あるお金持ちのひ弱なお坊ちゃまに誘拐の脅迫状が届く。これは大変だとそのお坊ちゃまのボディガードに雇われたのが、スイマーの風間。彼は誘拐犯たちの悪の手からお坊ちゃまを守りながら、ついでにそのお坊ちゃまに男の味まで教え込んでいき…、というストーリー。
監督は、こういう娯楽ものを撮らせたらピカイチの片岡修二。最近はTVの2時間ドラマや、Vシネマなどでも活躍している。
主人公のスイマー風間に扮するのは、中根徹。端正な顔立ちと、均整の取れた身体は、この役にぴったりだ。中根も、最近は一般映画やTVドラマ、TVCMなどでよく顔を見る。そして片岡監督の作品には欠かせない俳優・下元史郎が、今回は犯人グループのリーダー役でいい味を出している。
日活ロマンポルノ出身の片岡監督だけに、エロ場面とストーリー展開のバランスは秀逸。いわゆる良質の、ゲイポルノ映画の見本のような作品だ。
ただしラストに一ヶ所、明らかに撮影ミスともいうべきシーンがある。それをそのまま使っちゃうのが愛嬌だが、ここではそのミスは明かさない。どうです、それを探してみませんか? オッとこれは、あまりにもマニアックな見方か…。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]片岡修二 [撮影]志村敏雄 [照明]斎藤正明 [助監督]橋口卓明 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]中根徹、松本真弓、平一生、佐々木康雄、橘みゆき、星純、下元史郎、ジミー土田、池島ゆたか

