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横浜光音座①上映作品のご案内

【上映期間】 6月8日(水)~21日(火)

どっちの男だ! (6月21日(火)まで上映)

どっちの男だ!のポスター画像◆解説◆
ハードなSEXシーンを撮ることにかけては、まさに右に出るものがいない浜野佐知監督(『奴隷調教 ドラゴンファクトリーの男たち』『男街行き快速急行』『炎の男たち』など)が、ゲイのユートピア作りというテーマに挑んだ快作。
親族から遺産として、新宿に残るボロ旅館を相続した男。建物はボロいけど、腐っても新宿、土地があるんだからかなりの値になると思っていたが、そこはゲイ専用の旅館だった。その上、親族には大きな借金があって、相続するとその借金まで抱え込んでしまうということが分った。悩んだ男は、結局そこを売るしか方法がないことに気付くが、その旅館の住人たちからは猛反発を受ける。ここは僕たちの理想郷なんだ、ここではゲイたちが自分を隠さず、全てをさらけ出し、欲望のまま自由に愛し愛されることのできる唯一の場所なんだ、ここを無くすのは絶対に反対だ、と。ゲイのユートピア?男は理解に苦しんだが、彼らが自由にSEXをしまくる姿を見ているうちに、次第に男の中の何かが崩れ始めてきた。そんな中、土地の買い上げを狙う悪徳不動産業者が現れて…。
結構重いテーマなんだが、それをセリフなどで語らず、全てSEXシーンで表現しちゃうところが浜野監督の真骨頂だ。ユートピアを追い求めるというのは、浜野監督と脚本の山崎邦紀のコンビ作では数多いが、この作品ではゲイタウン、再開発といった新宿という町の特性が、存分に生かされていて説得力を高めることに成功している。まさにエロは、全てを超越しているのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [助監督]荒木太郎、毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]南条千秋、吉本直人、山口健、太田明、山本竜二、久須美欽一

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シークレットエンジェル (7月5日(火)まで上映)

シークレット・エンジェルのポスター画像◆解説◆
しなやかに、したたかに、女にない奇妙で、甘美なエロをふりまく、華奢で繊細な、ブルー・ボーイ!お前を深く知りたい。ブルーボーイ・肇。もっともっと知りたい。
それなりにやり手のある探偵の元に、知人の画家から奇妙な依頼が入った。それは、とある少年に会ってみて欲しいというものだった。その少年は謎に包まれたある組織に属しているらしい。
ブルーボーイ・肇の正体を探ろうと調査をはじめたが、なかなか難しい。それどころか、知れば知るほど、少しずつ探偵の中で何かが変わりはじめてしまい…。
サスペンスタッチで描く80年代エロスの決定版!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]市村譲 [脚本]夢野春雄 [撮影]伊藤英男 [編集]酒井正次 [製作・配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]碓田清司、木戸竜作、天野良昭、山梨勲、早川琉、藤谷覚音、高崎一郎、城浩

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