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横浜光音座①上映作品のご案内

【上映期間】 6月9日(水)~22日(火)

炎の男たち (6月22日(火)まで上映)

炎の男たちのポスター画像◆解説◆
最近本屋に行くと、『患者が選ぶ良い病院ランキング』だの『この病気にかかったらこの病院に行け』といった本がやたら多いのが目に付く。果てには『医者が選んだ良い病院ランキング』なんていう身内による暴露本かといった類のものまで出だした。昔は病院とは「診てもらう」ところだったが、今は患者が「診させてやる」時代になったということか。この変化は凄い。
で、本作。病院が舞台である。この病院、ゲイの人たちにとっては、良い病院か、あるいは悪い病院か…。この病院の医者、とにかくスケベで、精力絶倫のゲイである。自分の受け持ちの患者でお気に入りの青年には、優しく接し、親身になって診療し、元気になるにはいいSEXが一番だよ、とか何とか言って一発やってしまう。で、次の病室へ行くと、そこにはあまり気に入らない患者がいる。その彼には、お前の病気はこうして治すのが一番だと、鞭やらバイブやらを使って、もうムチャクチャにいたぶってSM治療をやってしまい、最後には顔射で、またまた一発。患者はどちらにしても、先生と毎日してしまうわけだ。どうです、こんな病院は、あなたにとって良い病院ですかね?
そこに一人新規の患者が入院してきて、その患者が医者のお気に入りの青年に色々とちょっかいを出してきたものだから、医者は嫉妬からよりムチャなことをやりだして、もう最後には病院の中は収まりのつかない乱交会場のようになってしまって…。
とにかくエロい。全篇バリエーションに飛んだSEXのオンパレードだ。そして、山崎脚本、浜野監督作品のコンビによるお馴染みのユートピアへのアプローチというテーマもちゃんと描かれていて、まさにエロ映画としての満足度は高い。
役者陣も、医者役の池島ゆたか、青年患者役の津川たかしなどが好演。抜きどころ満載だ。さ、で、最初のテーマ、あなたはこんな病院に入院して、SM治療を受けてみたいですか?
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [照明]伊和手健 [助監督]毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]津川たかし、セリーヌ管、甲斐太郎、鈴木静夫、岡崎一隆、中村憲一、池島ゆたか

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ふたりの恋人 (7月6日(火)まで上映)

ふたりの恋人のポスター画像◆解説◆
ヒロとマキオは付き合い始めて間もなく同棲を始めた。ヒロは以前の恋人ミツルとも同棲していたが、マキオはそれを詮索せず、黙ってミツルの写真を燃やした。それ以来、マキオは時折記憶を失うようになった。
記憶を失う度、普段と違う言動を取るマキオにヒロは不気味なものを感じた。それはミツルの姿によく似ているからだ。ヒロはミツルの行方を捜し始めるが、手がかりはなかった。そんな中、マキオは「何故僕を捨てたの?」とミツルそっくりに訴えかけて気を失った。
二人はこの怪異に立ち向かおうと決意する。
ある日、マキオはミツルらしき男を見つけ追いかける。そんな彼を除霊師のカズキが呼び止めた。彼はマキオには恐ろしい霊が取り付いていると話した。マキオは彼に除霊をしてもらうが…。
あなたは信じられますか?狂おしいほどの至上の愛を。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]国沢実 [脚本]樫原辰郎 [撮影]長谷川卓也 [照明]ガッツ [助監督]城定秀夫 [製作]フリーク・アウト [提供]オーピー映画
[出演]中山嵐々、HIRO、宮沢忍、野乃海飛

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