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横浜光音座①上映作品のご案内

【上映期間】 5月26日(水)~6月8日(火)

炎の男たち (6月22日(火)まで上映)

炎の男たちのポスター画像◆解説◆
最近本屋に行くと、『患者が選ぶ良い病院ランキング』だの『この病気にかかったらこの病院に行け』といった本がやたら多いのが目に付く。果てには『医者が選んだ良い病院ランキング』なんていう身内による暴露本かといった類のものまで出だした。昔は病院とは「診てもらう」ところだったが、今は患者が「診させてやる」時代になったということか。この変化は凄い。
で、本作。病院が舞台である。この病院、ゲイの人たちにとっては、良い病院か、あるいは悪い病院か…。この病院の医者、とにかくスケベで、精力絶倫のゲイである。自分の受け持ちの患者でお気に入りの青年には、優しく接し、親身になって診療し、元気になるにはいいSEXが一番だよ、とか何とか言って一発やってしまう。で、次の病室へ行くと、そこにはあまり気に入らない患者がいる。その彼には、お前の病気はこうして治すのが一番だと、鞭やらバイブやらを使って、もうムチャクチャにいたぶってSM治療をやってしまい、最後には顔射で、またまた一発。患者はどちらにしても、先生と毎日してしまうわけだ。どうです、こんな病院は、あなたにとって良い病院ですかね?
そこに一人新規の患者が入院してきて、その患者が医者のお気に入りの青年に色々とちょっかいを出してきたものだから、医者は嫉妬からよりムチャなことをやりだして、もう最後には病院の中は収まりのつかない乱交会場のようになってしまって…。
とにかくエロい。全篇バリエーションに飛んだSEXのオンパレードだ。そして、山崎脚本、浜野監督作品のコンビによるお馴染みのユートピアへのアプローチというテーマもちゃんと描かれていて、まさにエロ映画としての満足度は高い。
役者陣も、医者役の池島ゆたか、青年患者役の津川たかしなどが好演。抜きどころ満載だ。さ、で、最初のテーマ、あなたはこんな病院に入院して、SM治療を受けてみたいですか?
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [照明]伊和手健 [助監督]毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]津川たかし、セリーヌ管、甲斐太郎、鈴木静夫、岡崎一隆、中村憲一、池島ゆたか

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男心、ゆれる愛 (6月8日(火)まで上映)

男心、ゆれる愛のポスター画像◆解説◆
ブラブラゆれる。それを見ていると俺のムクムクが立ち上がる!
癒やしてくれよ、この火照りを…。
哲郎は自転車に乗っているだけでご機嫌だった。
ある日、哲郎が自転車を降りて休んでいると、向こうからスケボーに乗った女装男・ジャッキーが疾走してきた。唖然と見送る哲郎。気が付くと哲郎の自転車がなくなっている。ジャッキーに盗まれたとわかり、哲郎はサングラス男・主水と共にジャッキーを追うが…。
自由に生きる男たちを山崎監督のテイストで描くとこうなるんだ!というエロと根底に流れる男たちへの賛美が冴え渡る傑作映画。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山崎邦紀 [撮影]小山田勝治、大江泰介 [照明]上妻敏厚、河内大輔 [助監督]松岡誠、横井有紀 [製作]株式会社旦々舎 [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]中村英児、松澤直志、やまきよ、石川雄也、村上ゆう

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