新宿ぽるの(二代目・刀)のご案内
ハッテンバ・ラブ・ストーリー
◆解説◆
ハッテン公園で偶然に出会った超美形の青年に一目惚れしてしまった、隠れホモの中学教師。そんな彼と、その青年との運命的な出会いから、恋の成就までを、抜群のユーモアと、サービス精神満点のエッチシーンで描いた、エンターテーメントHOMO映画の決定版。
ピンクにAVにホモにと大活躍の俳優・山本竜二がデビュー10周年記念として、監督に初挑戦すると企画された本作、まさに意気込み、抜きどころ満載。そして、『ドラゴンファクトリーの男たち』で鮮烈のデビューを果たした石井基正の美しさは、やはり特筆ものです。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]山本竜二 [脚本]五代響子 [撮影]下元哲 [照明]小田求 [助監督]柴原光 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]石井基正、山本竜二、南条千秋、セリーヌ菅、山科薫、橋本杏子、萩本優彰、池島ゆたか
男街行き快速急行
◆解説◆
ピンク映画の世界では大ヒットシリーズになっている「痴漢電車」物。それを初めてゲイポルノ映画でも、と企画されたのが本作。が、むしろ、一連のピンク映画よりも車内の痴漢シーンはえぐく、そこまでやるか、というぐらい監督の意気込みがこもった作品になった。はっきり言って、かなり興奮する。
電車の中でウリをやっている少年。車内だというのにズボンからチ○ポを引きずり出し、咥え込んで、口内発射までやってしまう。当然のことに評判になる。が、そこを縄張りにしていた二人の男にとっては迷惑な話しだ。早速その少年を捕まえて、何故ここでウリをするのかを問い詰めていくのだが…。
物語が進んでいくと、そこには少年と2人の男たちの「自分探し」の旅が明らかになっていき、やがてユートピアと現実のギャップが3人の前に立ちはだかってくる。監督と脚本家の世代ゆえのこだわりが垣間見える(あるシーンのセットの飾りにそれがはっきりと分る)、とても大きなテーマが描かれている作品だが、なにはともあれ、その過激なエロ描写を存分に楽しんでもらいたいと思う。
その痴漢シーン、実際に走行中の電車の中で、ゲリラ撮影されたというから、もう迫力満点。まさに究極のリアリズムだ。
主役の少年はイケメンくん。圧倒的にファンの支持を得て、この後、ショーにも何度か出演したが、残念ながら事情があって引退。この作品がゲイ映画唯一の出演作となってしまった。また、この後、今に至るまでゲイ映画の重要な出演者となり、数多くの作品で異彩を放つ、杉本まこと(現在は、なかみつせいじに改名)のゲイ映画初出演作でもある。とにかくも色々と話題の詰まった作品だ。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]河中金美 [録音]ニューメグロスタジオ [製作]株式会社旦々社 [配給]ENKプロモーション
[出演]杉本まこと、山崎邦紀、鈴木静夫、広瀬寛己、伊藤子磨、芳田正浩、栗原良、久須美欽一