日劇ローズ上映作品のご案内
0105は男の番号 (4月9日(火)まで上映)
◆解説◆
この作品の監督・山本竜二は、京都出身。そして叔父は、日本映画界の大スター・嵐寛十郎。そして自身は、ピンク映画やアダルトビデオ、そして一般映画やテレビドラマまでオールラウンドに活躍する怪優。そんな山本竜ちゃん、何が一番楽しいって聞いたら、「そりゃ、ホモ映画の監督をしてるときですよ!」との返事が返ってくる。そう、ホモ映画にも数多く出演しているし、監督作品も5本もあるのだ。
そんな彼の監督作品の中で、彼が愛して止まない「映画」への思いが一杯詰まっているのが、この『0105は男の番号』だ。
ホモ専用の伝言ダイヤルで知り合った青年に何とか会いに行くために奮闘する男を監督自ら演じているが、この伝言ダイヤル、実はプロホモが経営する悪徳回線で、そこに餌食になった善良ホモがたくさんいることが分って、なんと今夜の恋人になる予定だった青年まで拉致されてしまったが…。というストーリーが、盛りだくさんのエッチシーンとギャグで展開されていく。0105というのは、この世界の隠語、つまりオ・ト・コという意味なんですね。
そして監督の映画への思いと言うのが、全篇の色んなところに、監督の大好きな映画たちの一場面のパロディーシーンとして散りばめられていることだろう。あつ、ここは、あの映画だ、なんていう楽しみもあるのです。
とにかく見ていて飽きない、スピーディーかつ、エロス度も満点という、テッテ~的に娯楽に徹した、アラカンもびっくりの、監督自慢の一本。必見です。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山本竜二 [脚本]切通理作 [撮影]下元哲 [照明]伊和手健 [助監督]高田宝重 [音楽]ホモバンド [録音]シネ・キャビン [編集]酒井正次 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]山本竜二、井上大地、池島ゆたか、岡倉恭平、森山龍二、吉村卓、熊谷公志、山本清彦、小林節彦、木元博文、マグナム北斗
冷たいまなざし 友情 (4月16日(火)まで上映)
◆解説◆
いじめられ…いじめられ…結ばれる男どうしの固い愛情!!
ある高校。クラスでいじめにあっている少年がいた。
赴任してきた熱血先生は、その少年を救おうと、クラスのいじめ連中と真っ向から戦う。そんな先生に心を開く少年。が、そのうち、その少年と先生の間に、恋愛感情が芽生え出し、ついに肉体関係へと発展してしまった。
禁断の関係になった二人は…。
教師と生徒。いつでも身近だからこそ嫌いにも好きにもなる。そして影響を受けやすいからこそ…。そんな関係をリアルに描いた新倉(小林)監督の学園ものは『ROOKIES(ルーキーズ)』とは一線を画すエロティック・ゲイストーリーだ!
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]新倉直人(小林悟) [撮影]柳田友貴 [照明]渡波洋行 [助監督]国沢実 [音楽]東京スクリーンサービス [録音]シネ・キャビン [編集]フィルム・クラフト [製作]シネコスモジャパン [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]白都翔一、森純、芳田正浩、西野奈々美、板垣有美、川崎実、樹かず、太田はじめ、港雄一