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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 1月31日(水)~2月6日(火)

どっちの男だ! (2月13日(火)まで上映)

どっちの男だ!のポスター画像◆解説◆
ハードなSEXシーンを撮ることにかけては、まさに右に出るものがいない浜野佐知監督(『奴隷調教 ドラゴンファクトリーの男たち』『男街行き快速急行』『炎の男たち』など)が、ゲイのユートピア作りというテーマに挑んだ快作。
親族から遺産として、新宿に残るボロ旅館を相続した男。建物はボロいけど、腐っても新宿、土地があるんだからかなりの値になると思っていたが、そこはゲイ専用の旅館だった。その上、親族には大きな借金があって、相続するとその借金まで抱え込んでしまうということが分った。悩んだ男は、結局そこを売るしか方法がないことに気付くが、その旅館の住人たちからは猛反発を受ける。ここは僕たちの理想郷なんだ、ここではゲイたちが自分を隠さず、全てをさらけ出し、欲望のまま自由に愛し愛されることのできる唯一の場所なんだ、ここを無くすのは絶対に反対だ、と。ゲイのユートピア?男は理解に苦しんだが、彼らが自由にSEXをしまくる姿を見ているうちに、次第に男の中の何かが崩れ始めてきた。そんな中、土地の買い上げを狙う悪徳不動産業者が現れて…。
結構重いテーマなんだが、それをセリフなどで語らず、全てSEXシーンで表現しちゃうところが浜野監督の真骨頂だ。ユートピアを追い求めるというのは、浜野監督と脚本の山崎邦紀のコンビ作では数多いが、この作品ではゲイタウン、再開発といった新宿という町の特性が、存分に生かされていて説得力を高めることに成功している。まさにエロは、全てを超越しているのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [助監督]荒木太郎、毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]南条千秋、吉本直人、山口健、太田明、山本竜二、久須美欽一

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薔薇物語 愛をください。 (2月6日(火)まで上映)

薔薇物語 愛をください。のポスター画像◆解説◆
その愛、ボクにください…。
ふたりの夢の時間をください…。
ホモバーのマスター金森は、店でホストとして働くミナミとツバサを連れて釣りに来ていた。金森は可愛がっていたホスト・タカシを事故で亡くしたばかり。彼にとっては傷心旅行だった…。
ミナミとツバサは釣りに没頭する金森を残し旅館で愛を確かめ合うが…。
ポルノ映画の巨匠・小川欽也監督が小川和久名義で撮ったゲイムービー。当時の男たちのリアルな生き様をストーリー豊かに楽しませる作品です。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]小川和久 [脚本]池袋高介 [撮影]伊東英男 [製作]小川企画プロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]栗原良一、久須美欽一、山科薫、太田俊幸、水鳥川彩

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