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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 8月17日(水)~23日(火)

バラードに抱かれて (8月30日(火)まで上映)

空に咲く愛の地図のポスター画像◆解説◆
自主映画出身で、現在は大槻ケンヂ原作『STACY』の監督や、『ミナミの帝王』シリーズの脚本家として活躍する友松直之監督。その友松監督の商業映画デビュー作が本作『バラードに抱かれて』である。
ゲイの青年。男は密かに恋してる相手がいた。が彼はノンケ。仕方なく「親友」として付き合い、自分の気持ちをセーブする日々が続いた。ある日彼とバイクに乗っていて事故を起こし、同乗していた彼を死なせてしまう。そしてその日から男は廃人同様になってしまう。
その後男はバイト先の怪しげなビデオショップで、人を殺していく様子が録画された、殺人ライブ裏ビデオを見つけてしまう。そしてそのビデオの中に、男が自分が殺したと思い込んでいる「親友」にそっくりな男が写っているではないか。それを見た途端、男の中で何かが切れて…。
さすがに自主映画の香りがプンプン残っていて、一風変わった映画になっているが、全篇に漂うざらつき感が妙な味わいを出している。音楽にも当時のインディーズシーンで人気のあった女性ロックシンガー、アリス・セイラーを起用したりと、監督のデビュー作へのこだわりが随所に感じられる。
俳優たちもインディーズ系の人たちが数多く出演していて、新鮮な顔ぶれだ。中でも特筆は、主役の男を演じる岡秀樹。端正なマスクに、凄いセクシーな身体で、男の色気をムンムン発散させて、廃人から、愛する男を汚した奴らへの復讐に立ち上がるまでを、強烈に演じている。何度見てもカウパー液ダラダラになる人も多いことだろう。岡のゲイ映画の出演はこれ一作だけだから、男くさい男系のファンの方はどうぞお見逃しなく。
とにかく疾走感あふれる60分。存分にお楽しみ下さい。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]友松直之 [撮影]横山健二 [緊縛指導]SDM大門 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]岡秀樹、三澤史郎、竹橋団、友松直之、平みゆき、ジーコ内山、浜田智彰、林日出夫

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炎馬の如く (8月23日(火)まで上映)

炎馬の如くのポスター画像◆解説◆
あなたと過ごせる瞬間が僕の夢だった。
出来の良い兄と比較されるばかりでコンプレックスを抱えて育った幸二。彼が唯一安らげるのは、ビリヤード・バー『アルル』だった。
ある夜、幸二はアルルで兄と似た匂いのする常連客の相馬に挑発的な態度を取られ、彼の取り巻きの遠藤にレイプされてしまう。なんとか「アルル」を抜け出した幸二は相馬のマンションを突き止め、復讐することを誓い執拗な無言電話を掛け続ける。自信家の相馬が電話の向こうで困惑するにつれ、幸二は電話が愉しみに変わり…。
コンプレックスが弾けるとき男は本物に変わる。ご期待下さい!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]小林悟 [脚本]山瀬よいこ [撮影]小山田勝治 [照明]ICE&T [助監督]竹洞哲也 [編集]井上和夫 [録音]シネ・キャビン [スチール]佐藤初太郎 [製作]小林プロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]寺田誠、加賀真也、村井智丸、木村祐介、小池結、港雄一、千広哲也、坂入正三

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