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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 8月18日(水)~24日(火)

デッドライン 島唄よ響け、男たちの魂に (8月31日(火)まで上映)

デッドライン 島唄よ響け、男たちの魂にのポスター画像◆解説◆
空前の沖縄ブームだという。
青い空、エメラルドグリーンの海、情に溢れる人々…。いわゆる癒しの場所として、都会人たちを惹きつけてやまないのは当然だろう。
そんな沖縄でオールロケをした、超豪華な作品が、この『デッドライン~島唄よ響け、男たちの魂に~』だ。
何といっても、キャスト・スタッフ全員が、10日間も沖縄に入り込んで、じっくりと腰を落ち着けて撮影をしたという、成人映画業界では考えられない快挙をやってのけた、快作である。
監督は新里猛作。ウチナンチュー(沖縄人)2世である。新里監督本人は本土で生まれ育ったので、本当の沖縄は知らないと言う。だが両親から受け継いだ沖縄の血が、この映画に向かわせたと言っても過言じゃないだろう。何度かのロケハンを経て、全篇において、見事に沖縄の風景を切り取っている。まさに沖縄の匂いを感じる映画に仕上がっている。
確かに沖縄は癒しの島ではあるが、現実はそればかりではない。米軍基地、仕事がない、給与水準の低さ、などなど問題は一杯だ。この映画はそれらの問題もきちんと描いている。だからこそ、単なる観光映画にならず、心までぼくらに迫ってくるのだ。沖縄の匂いを感じる映画というのは、そういうことだ。これは凄いと思う。
ストーリーは、仕事をしくじったベテランの殺し屋が、組織の追手から逃れるために、故郷の沖縄に帰ってくる。何十年振りかの沖縄で、彼は甥っ子の美しい青年と出会う。彼はその青年に恋心を抱くが、やがて組織は沖縄まで追ってきて、彼らに迫ってきだした。そしてついに二人は…。というハードボイルド調の展開だが、ゲイである殺し屋の男の心境、彼を慕う男、そしてSEXなどが丁寧に描かれているので、荒唐無稽な感じはまったくしない。じっくりと男を描いた、熱い熱い男の映画になっている。見ていて、下半身が、そして全身が痺れてくるのだ。
キャストは、組織に追われる殺し屋に、ベテラン佐野和宏。鬼気迫る演技で、追い詰められていくゲイの男を熱演します。そしてノンケの甥っ子役は、ゲイ映画初出演の富山敦史。美形で、バランスの良い美しい身体を、思いっきり披露してくれています。その他にも個性豊かな演技陣が、画面を引き締めています。また、あの、ポルノの女帝・愛染恭子が特別出演しているのも見物か。別に、愛染は脱ぎも絡みもやってはいないが、なんか貫禄が…。
とにかく、たっぷりと男の世界にはまれること間違いなしの大作。
この映画の上映中は、映画館の場内は、沖縄のゲイビーチになる!
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
■【CINEPO.com】にてセルビデオ(VHS)絶賛発売中!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]新里猛作 [脚本]中野太 [撮影]中本憲政 [助監督]藤原健一、大西裕 [音楽]GAIYA [録音]シネ・キャビン [編集]酒井正次 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]佐野和宏、富山敦史、宮城青葉、愛染恭子

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サラバ記念日 (8月24日(火)まで上映)

サラバ記念日のポスター画像◆解説◆
亀さんの 頭にゴムの 袋して 十八歳に サラバ記念日!
大きいカメさん 首を出したり縮めたり
なが~いヘビさん ペロペロくねくね穴に入る
あるゲイバーのママはとびっきりの美少年好き!けれどカワイイ少年とか好青年に貢いでは捨てられ、また貢いでは捨てられの繰り返しばかりだ。
そんな日々に飽き飽きして、、、ついにぶち切れて最後の手段を思いついたが、その手段とは?
俵万智の『サラダ記念日』に刺激を受けた監督・新倉直人(小林悟監督変名)が描いた、男たちのオマージュ短歌ムービー。ご期待下さい。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]新倉直人 [製作・配給]大蔵映画 [提供]オーピー映画
[出演]松原明、人視比呂志、佐藤大策、有本サブロー、坂入正三

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