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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 7月14日(水)~20日(火)

僕らのウィニングラン (7月20日(火)まで上映)

僕らのウイニングランのポスター画像◆解説◆
人はいいんだが、博打好きで、優柔不断、どうしようもないぐうたら男。そして、そんな男を支え、叱咤激励する働き者のしっかり女房。何でこんな男と思われながらも、心の底では本気で惚れてる夫婦像。そうです、大阪が生んだ大作家、織田作之助の名作『夫婦善哉』です。その『夫婦善哉』に真正面から挑んだのが、この作品です。
人はいいんだが、競馬好きで、家の大事な金まで注ぎ込んでしまう駄目男と、そんな男に愛想を尽かしながらも彼のことを愛して、なぜか許して受け入れてしまう恋人の青年。そんな二人の恋模様を、関西ロケでしっとりと、情感たっぷりに描いています。
映画は、なかなか帰ってこない彼を思って、オナニーする青年のシーンから始まります。これがなかなかソソられます。絨毯の上に飛ぶ精液。それを空しく後始末する。孤独感が滲み出てくる、いいシーンです。剣崎監督のカメラワークが冴え渡ります。
『夫婦善哉』をモチーフにしている以上、結末は読めるんですが、それに至るエピソードは変化に飛んでいて、飽きさせず、むしろどうなってしまうんだろうとドキドキしてしまいます。そして最後はホロッときて…。
剣崎監督の絡みシーンは妙にヤラシイですね。それはカメラワークが素晴らしいからでしょう。毛穴まで見えそうにカメラがじっくり動き、そして身体の曲線の美しさを確実に写し取っていきます。チ○ポが感動でピクンピクンしてきます。ストリートともに、絡みもたっぷりと堪能して下さい。
その他、少しマニアックな見方としては、現在『ミナミの帝王』シリーズの脚本家として大活躍、監督としてもゲイポルノでは『バラードに抱かれて』などの秀作がある友松直之監督が、役者としてワンシーン友情出演。主人公の男の子を犯しまくっているのも見逃せません。
また、淀の京都競馬場でのロケも、競馬好きのお客様には馴染みがあって、興味深いかもしれません。必見です。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]剣崎譲 [脚本]駒来愼 [撮影]藪坂正史 [協力]フレッシュポテト(京都)・ファニーコック(大阪) [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]松田まさと、三好涼、新庄高士、友松直之、仲山陽子、岡田雅之

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ときめき (7月27日(火)まで上映)

ときめきのポスター画像◆解説◆
逞しい男性美に銀輪が踊って、荒々しく素晴らしい、青春が躍動する。
マスターと呼ばれる店主は、店に出入りする若者たちに小金を貸して、利子代わりにその身体をものにしていた。
彼らも男相手ならSEXというイメージはなく、ノンケな感情そのままに気楽に構えていた。そんなある日、ひとりの男がやってきて…。
自転車野郎の強靱な肉体が輝る、エロティックな物語。
さすが小林悟(新倉名義)監督は男の色気を見つけるのがうまい。ムチムチした足に色気を感じさせるとは…すごいや♪

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]新倉直人 [撮影]柳田友春 [照明]菱川力 [製作]シネコスモジャパン [提供]オーピー映画
[出演]人見比呂志、井沢誠、朝田淳史、有本サブロー、近藤鉄、渡辺大策

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