日劇ローズ上映作品のご案内
縄と男たち3 男殺油地獄(おとこごろしあぶらのじごく) (9月15日(火)まで上映)
◆解説◆
このタイトル、もちろん近松門左衛門の名作中の名作『女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)』のもじりだが、最初『男殺精液地獄(おとこごろしせいえきのじごく)』でいこうとしたが、映倫からクレームが付いて、このタイトルに落ち着いたといういきさつがある。
さて内容だが、ゲイの大学生が幼なじみの青年を、十何年も思い続けていたが、ある日彼と恋人の女の子にゲイだということがバレて、学校中に言いふらされてしまう。傷ついた主人公は復讐のために、知り合いのゲイに頼み、彼を監禁し、SM調教をしながら、男の味を覚えさせようとしていくのだが…。
3人の男たちが、一斉に彼の性感スポットを責めて、男のSEXの良さを調教していくシーンなどは、興奮するし、最後に彼が男とのSEXを選ぶか、女とのSEXを選ぶかの辺りは、実にスリリングだ。もちろん縄やバイブを使ったSMシーンもたっぷりあって、それはすっごくイイが、男か女かの選択の心理的SMのシーンが特筆。ある意味で新ジャンルSM映画と言えるかもしれない。
出演者たちも実に魅力的。SMはちょっと、という人でも充分楽しめる。いわゆる、ヌキドコロがたっぶりある映画だということですね。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味はあるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]橋口卓明 [脚本]岡輝男 [撮影]中尾正人 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]真央はじめ、一条カズヤ、金子真一郎、西野奈々美、帆足哲郎、津川たかし
天国と地獄 (9月8日(火)まで上映)
◆解説◆
堕ちて…堕ちて…、見つけた大きな愛に、男卍となって燃えた灼熱の海。
財閥のひとり息子と使用人の乗った飛行機は事故で海に突っ込んだ。
なんとか生き残ったふたりがたどり着いたのは…まったく地図にも載っていない無人島だった。
わがまま気ままに育ってきた坊っちゃんが、使用人とともにふたりっきり無人島で過ごすうちに、心も身体も成長していく様子を描いたエロティックストーリー。
若い男の子が青年に成長していく過程がエロティックな物語になって、、、
ゲイポルノ版『流されて…』ともいえる作品です。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]小林悟 [撮影]柳田友春 [照明]内田清 [音楽]銀座サウンド [編集]酒井正次 [製作]シネコスモジャパン [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]平尾幸一、坂入正三