小倉名画座②上映作品のご案内
境界線の向こう側 (1月27日(火)まで上映)
◆解説◆
小谷内郁代監督第1回監督作品。が、デビュー作と侮る事なかれ。小谷内監督、アダルトビデオなどの世界では何本かの監督作を持ち、本作が満を持して映画への初挑戦!そんな監督の映画への思いが存分に込められた、快作に仕上っている。
幸せな同棲生活を送っているゲイのカップル。が、そこに片方の父親が癌で余命1年ということが分かる。母親が、せめてお前の花嫁を死ぬまでに見せてやりたい、と切々と訴えてくる。ゲイの現実に、どこにでも転がっている話しだ。親にはカミングアウトしたくない。となると…。
ネットで、ゲイとレズビアンのための偽装結婚のページを見付け、そこにアクセスし、あるレズビアンの女性と知り合う。彼女も同じような理由で、相手を探している。メールのやり取りで意気投合した2人は、ペーパーウェディングの話を進めるために、実際に会うことになり、彼女の住む町へ向かう旅に出るが、そこに嫉妬からこの話を潰そうとする彼女の恋人の女の子が現れて…。
映画は後半から、そんなゲイカップルと、突然現れた女の子とのロードムービーになっていく。旅先でいろんな人と出会い、成長していく2人。ここからがいい。何か思わずスクリーンに向かって、応援したくなってくる。また、ロードムービーならではのロケーションも素敵です。
小谷内監督の女性の感性が、レズビアンの設定にリアリティーを持たせ、充分納得できる内容になっているのが、この作品の強みでしょう。でもって、先に触れたように、AVをやっていた監督なので、SEXシーンの見せ方は涎もの。興奮できます。主役の2人もいい男なので余計にGood。良質のエンターテイメント映画だといえます。
全ての同性愛者への応援歌、監督の狙いが爽やかに伝わってくる、そんな映画です。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]小谷内郁代 [脚本]今村千絵 [撮影・照明]小山田勝治 [助監督]吉田國文 [音楽]安田光一 [編集]酒井正次 [製作]オフィスガレージ [配給]ENKプロモーション
[出演]八幡現代、西岡秀記、佐々木麻由子、麻生みゅう、野上正義、佐野和宏、森山龍二
ミレニアムZERO (2月3日(火)まで上映)
◆解説◆
20XX年、謎のウイルスにより女は死滅した!
時は近未来、女の居ない世界。突如、大量発生したウイルス『ゼロ』によって人類は闘争心を失った。その結果、戦争は無くなったものの副作用として男性精子に異常をきたし、女は生まれなくなってしまった。今はまだクローン人間を作ることで人口の調整をしているが、いずれ人類は絶滅してしまうだろう。
国家公安庁の治安維持委員会・桐山が同僚の嵐と絡んでいる所へ、公安庁長官・富士から指令が入った。市ヶ谷生物研究所で殺人事件発生と。『ゼロ』の影響で殺人事件は発生しないはずだったのがだが…。
実はこっそり研究所に隠されたまま植物人間となっている諸星の中で、『ゼロ』から進化した新種のウイルス『アシュラ』が発生していた。研究所の市ヶ谷博士は諸星を愛していた故、『ゼロ』を撃退するアンチウイルス開発のための実験材料としていたのだった。
その時、実験室から悲鳴が上がった。人類の闘争心を復活させるウイルス『アシュラ』に感染した泉は、同僚の大友を力尽くで犯していた。既に目覚めた諸星も所内を徘徊し、嵐を背後から犯し、大和も襲われた。騙されてモルモットにされた諸星は、復讐の為に市ヶ谷博士を探し回った。そしてついに市ヶ谷博士を見つけると…。
近未来の地球を舞台にした国沢実監督会心の一作だ!
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]国沢実 [脚本]樫原辰郎 [撮影]村上聡・板倉陽子 [編集]フィルムクラフト [製作]セメントマッチ [配給]オーピー映画
[出演]中島貴晶、飛沢宏好、平川ナオヒ、石坂稔朗、中野秀夫、徳蔵寺崇、田中護、樫原辰郎、壁ぬけ男、ときわ金成、南あみ






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