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小倉名画座②上映作品のご案内

【上映期間】 5月7日(木)~13日(火)

どっちの男だ! (5月20日(火)まで上映)

どっちの男だ!のポスター画像◆解説◆
ハードなSEXシーンを撮ることにかけては、まさに右に出るものがいない浜野佐知監督(『奴隷調教 ドラゴンファクトリーの男たち』『男街行き快速急行』『炎の男たち』など)が、ゲイのユートピア作りというテーマに挑んだ快作。
親族から遺産として、新宿に残るボロ旅館を相続した男。建物はボロいけど、腐っても新宿、土地があるんだからかなりの値になると思っていたが、そこはゲイ専用の旅館だった。その上、親族には大きな借金があって、相続するとその借金まで抱え込んでしまうということが分った。悩んだ男は、結局そこを売るしか方法がないことに気付くが、その旅館の住人たちからは猛反発を受ける。ここは僕たちの理想郷なんだ、ここではゲイたちが自分を隠さず、全てをさらけ出し、欲望のまま自由に愛し愛されることのできる唯一の場所なんだ、ここを無くすのは絶対に反対だ、と。ゲイのユートピア?男は理解に苦しんだが、彼らが自由にSEXをしまくる姿を見ているうちに、次第に男の中の何かが崩れ始めてきた。そんな中、土地の買い上げを狙う悪徳不動産業者が現れて…。
結構重いテーマなんだが、それをセリフなどで語らず、全てSEXシーンで表現しちゃうところが浜野監督の真骨頂だ。ユートピアを追い求めるというのは、浜野監督と脚本の山崎邦紀のコンビ作では数多いが、この作品ではゲイタウン、再開発といった新宿という町の特性が、存分に生かされていて説得力を高めることに成功している。まさにエロは、全てを超越しているのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [助監督]荒木太郎、毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]南条千秋、吉本直人、山口健、太田明、山本竜二、久須美欽一

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奏愛のクロスロード (5月6日(火・)まで上映)

奏愛のクロスロードのポスター画像◆解説◆
寂しさを紛らすためのプライベートビデオが思わぬ展開を呼んだ!!
慎吾は報道カメラマンを夢見て今はAVの撮影カメラマンをしている。夢ばかりに大きく流されて生きる彼は、同棲していたミオにも捨てられた。
その後、慎吾はギャラが破格のカメラマン募集の求人を見て面接に行き、即採用される。それは求人を出していた中島のプライベートビデオを撮ることだった。大学病院に勤務するエリート医師である彼はゲイであることを隠しもカムアウトもしておらず、特定の相手もなくその場限りの男を探しては欲望を満たしていた。慎吾にはその行為を隠し撮りをして欲しいというのだ。
そして当日、慎吾は中島とサトシの行為を隣室から撮影した。ゲイに興味のなかった慎吾だったが、不思議な興奮を覚えた。サトシが帰ると、中島は慎吾と酒を飲んだ。中島は仕事や家族の愚痴をこぼしながら、今日は慎吾のカメラが回ったことで充実した夜になったと告げた…。
慎吾と和彦は出会うべく運命づけられていたというのか?二人のクロスロードが今ひらかれる!
ご期待下さい!!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]池島ゆたか [脚本]五代暁子 [撮影・照明]清水正二 [音楽]大場一魅 [編集]酒井正次 [録音]シネ・キャビン [助監督]伊藤一平 [スチール]津田一郎 [協力]田中康文 [製作]セメントマッチ [提供]オーピー映画
[出演]山口慎次、樹かず、ムーミン、横須賀正一、野村貴浩、本多菊次朗、春咲いつか、星沢マリ、寒空はだか、牧村耕次、池島ゆたか

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