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小倉名画座②上映作品のご案内

【上映期間】 3月12日(木)~18日(火)

ぼくらの瞬間 (3月19日(火)まで上映)

ぼくらの瞬間のポスター画像◆解説◆
廣木監督(当時は広木名義)の「ぼくらのシリーズ」3部作の最終作。
当時大流行したミニFM放送局を立ち上げたゲイカップル。周りから何を言われても、いいじゃん別に、愛した人がたまたま男だったんだからと、青春を謳歌し、欲望のままに抱き合う。
そんな彼らの前に、本当はゲイなのに、世間の目とか色んなものに負けて、ゲイとしてのセクシャリティを捨てて生きてきた中年の男が、もう一度本当の自分を取り戻そうと現れるが…。
ゲイカルチャーというものがようやく世間で認知されだしてきた80年代だからこそ作られたこのシリーズ。当時の風俗を巧みに生かし、あくまでも普通にゲイカップルの恋模様を描いているところは、やはり凄い。特にこの作品では、ゲイへの応援歌という要素が強く、それは最終作だからだろうか。
若いゲイカップルを演じた、高橋&池田のコンビは、二人とも美形で、ナイスボディ。ゆえにこの二人の絡みは当然の如く、かなりいける。サービス満点だ。これも最終作だからかな?
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]廣木隆一 [脚本]川道正顕、福島冬生 [撮影]遠藤正史 [照明]隅田浩行 [助監督]長田浩一、大工原正樹 [音楽]ピクチュアーレコード [製作]優プロダクション [配給]ENKプロモーション
[出演]高橋一統、池田明瞳、大杉漣、池島ゆたか、松本真弓、遊佐亜由美

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俺たちの絆 (3月25日(火)まで上映)

俺たちの絆のポスター画像◆解説◆
引き裂かれることのない、運命の星の下に出会ったふたり。いにしえの伝統は愛の誕生により生まれ変わる。
村野家は、三多摩壮士と呼ばれた、半分農家、半分兵隊の「農兵」の血筋だった。家長はすでに亡くなり、三人の男兄弟と彼らの叔父が住んでいる。
長兄の作蔵は伝統ある家柄を守ろうと武道にも励んでいたが、彼は男色家で弁護士の佃と関係を持っていた。次男の多摩吉は、山や川で裸になりオナニーするのがタノシミという遊び好きの男。三男の国利だけが期待されていたが、ある日彼が恋人・米村を連れてきて、男同士で結婚すると言い出した。それだけでなく、自分の財産相続分を米村が引き継ぐと言い出し、村野家は大騒ぎになった。
日本でそんな結婚が認められるわけはないが、国利はヨーロッパで認められている同性でも結婚できるドメスティック・パートナー制を引き合いに出した。作蔵は米村を追い払おうとするが、反対されるほど国利は燃えあがり…。
何かが懐かしく、そして歴史の中に閉じこめられた何かが放たれる…ニューラブシネマ、ここに誕生!!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山崎邦紀 [撮影・照明]小山田勝治 [音楽]中空龍 [録音]シネ・キャビン [編集]フィルムクラフト [助監督]加藤義一、小山悟 [スチール]本田あきら [製作]株式会社旦々舎 [提供]オーピー映画
[出演]ますだいっこう、三浦漣徳、なかみつせいじ、平川直大、荒木太郎、柳東史

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