出会いと待ち合わせができてくつろげるゲイの人たちのためのゲイ映画館情報サイト!

小倉名画座②上映作品のご案内

【上映期間】 11月6日(水)~12日(火)

新ハッテンバ・ラブ・ストーリー (11月19日(火)まで上映)

新ハッテンバ・ラブ・ストーリーのポスター画像◆解説◆
1990年、『奴隷調教ドラゴンファクトリーの男たち』で彗星の如くデビューした、石井基正。その後『ハッテンバ・ラブ・ストーリー』、『ほんとうの空色』などの秀作で主役を演じ、一躍ゲイ映画界のスーパースターになった。うっとりするほどの端整な顔立ち、引き締まった美しい身体、そしてシャープな演技力。もう、その人気は圧倒的だった。もっとも石井基正本人は、新宿などで歩いていると、何人ものファンの人に追いまわされて大変だったそうだが。
そんな石井基正は、ある日突然、俳優を廃業してしまった。まさに彗星のように、この世界からリタイアしていってしまった。
さて、山本竜二監督。俳優としてピンク映画、ゲイ映画、AVなど、H系文化には欠かせない人だったが、その芸歴を認めた大手芸能プロダクションに所属することになり、成人映画業界を引退せざるをえなくなってしまった。彼は、ほんとうに愛していたこの業界の、その最後の仕事に、もっとも思い入れのあるゲイ映画の監督を選択。そして前作『ハッテンバ・ラブ・ストーリー』で描ききれなかったハッテンバでのHOMOHOMO模様を、より深めるために続編の製作を決定。その主役には、石井基正以外考えられないと、引退した彼を説得して、6年ぶりにスクリーン復帰させたのがこの作品なのだ。
つまり、この『新・ハッテンバ・ラブストーリー』はHOMO映画にとって一つの時代を築いた、二人のほんとうの引退映画となった。
その象徴はラストシーン。そんな事情を知って見ると、より深く、グッと迫ってくる名シーンだ。いや、そんなこと知らなくっても、十分楽しめる娯楽映画ではあるが…。
山本竜二監督作品のもう一つの楽しみは、監督自身のこれまでの人脈から実現する意外なキャスト。この作品も場面場面で、エッ!という人が登場している。さて、何人分るだろうか?でもこれはちょっと通すぎる楽しみではあるけども。
ちょっと切ないゲイの気持ち。監督の狙いを石井基正は、的確に表現し、この作品はまさに忘れられない映画となった。ジャパニーズ・ゲイムービーの記念碑的作品と、石井基正と山本竜二という二人に、その言葉を贈りたい、そんな気持ちになる映画だ。
それにしても、石井基正は美しい。彼の美しさは、こうして永遠にフィルムに焼き付けられた。それはまた僕らの、永遠の宝物であるに違いない。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
■【CINEPO.com】にてセルビデオ(VHS)絶賛発売中!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]山本竜二 [脚本]月岡よみ [撮影]下元哲 [照明]伊和手健 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]石井基正、山本竜二、熊谷孝文、木本博文、木澤雅博、山科薫、池島ゆたか、森山龍二、田口あゆみ、槇原めぐみ、秋山豊、吉村卓、渡辺幸次、鈴木裕太、神戸顕一

▲上へ戻る

最後の抱擁 (11月12日(火)まで上映)

最後の抱擁のポスター画像◆解説◆
寝る間も惜しんで愛に燃える。
いま、むしばまれるボクの肉体は、満足感と虚脱感の渦の中、激しく燃える。
若い頃は人気を博していた俳優の若松。40代となった今ではドラマで脇役に徹していた。彼がゲイだということは有名で、時間さえあれば、ミチルとタカシがやっているゲイバー「幸」へと通っていた。
そんなある日、若松は友人のプロデューサー・篠崎にシナリオライターの卵・菊男を紹介される。彼の脚本を読み、彼を一流のシナリオライターにしてみたいという願望が若松に湧くが、いつしか若松は菊男を真剣に愛している事に気づき…。
ちょっと切ないラブムービー。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]小川和久 [脚本]池袋高介 [撮影]喜久村徳章 [製作]小川企画プロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]久須美欽一、熊谷一佳、工藤正人、山科薫、吉岡一郎

▲上へ戻る

名画座の上映ご案内に戻る

横浜・光音座のご案内 大阪・日劇ローズのご案内 広島・的場シネマのご案内 小倉・名画座のご案内 新宿ぽるの(東京・新宿)のご案内 スポットゲイ映画上映館のご案内 ENKプロモーションからのお知らせ 映画こぼれ話 お客様とスタッフ交流ボード みるく紅茶の部屋 ゲイ映画館リンクコーナー よくあるご質問(FAQ) お問い合わせフォーム

Twitterで表示

Copy Right ENK Promotion Co.,Ltd. Since 2003