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小倉名画座②上映作品のご案内

【上映期間】 2月10日(水)~16日(火)

どっちの男だ! (2月16日(火)まで上映)

どっちの男だ!のポスター画像◆解説◆
ハードなSEXシーンを撮ることにかけては、まさに右に出るものがいない浜野佐知監督(『奴隷調教 ドラゴンファクトリーの男たち』『男街行き快速急行』『炎の男たち』など)が、ゲイのユートピア作りというテーマに挑んだ快作。
親族から遺産として、新宿に残るボロ旅館を相続した男。建物はボロいけど、腐っても新宿、土地があるんだからかなりの値になると思っていたが、そこはゲイ専用の旅館だった。その上、親族には大きな借金があって、相続するとその借金まで抱え込んでしまうということが分った。悩んだ男は、結局そこを売るしか方法がないことに気付くが、その旅館の住人たちからは猛反発を受ける。ここは僕たちの理想郷なんだ、ここではゲイたちが自分を隠さず、全てをさらけ出し、欲望のまま自由に愛し愛されることのできる唯一の場所なんだ、ここを無くすのは絶対に反対だ、と。ゲイのユートピア?男は理解に苦しんだが、彼らが自由にSEXをしまくる姿を見ているうちに、次第に男の中の何かが崩れ始めてきた。そんな中、土地の買い上げを狙う悪徳不動産業者が現れて…。
結構重いテーマなんだが、それをセリフなどで語らず、全てSEXシーンで表現しちゃうところが浜野監督の真骨頂だ。ユートピアを追い求めるというのは、浜野監督と脚本の山崎邦紀のコンビ作では数多いが、この作品ではゲイタウン、再開発といった新宿という町の特性が、存分に生かされていて説得力を高めることに成功している。まさにエロは、全てを超越しているのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [助監督]荒木太郎、毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]南条千秋、吉本直人、山口健、太田明、山本竜二、久須美欽一

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僕らのラプソディ (2月23日(火・)まで上映)

僕らのラプソディのポスター画像◆解説◆
でっかく膨らませろ!大きく張り出せ!
金も仕事も恋もSEXも、みんなまとめてSETだぜ!!
少年院を出所したばかりの健は、巌に声を掛けられ彼の弟分として何でも屋を始めた。ある日、些細な事で巌と口論になり、家を飛び出した健は、井沢に金で体を売ってしまう。井沢は「今日の獲物だ」と、ある女の写真を見せると、荒々しく健を抱いた。
家に帰り、巌と仲直りした健は、井沢の持っていた写真の女が誘拐された有名デザイナーの令嬢だということを知る。2人は彼女の救出して大金をせしめようと企むが…。
ちょっとスリリングでコミカルで…さすが関根監督は恋愛物語を表現させたら右にでるものがいない。もちろんエロさはマックスで興奮させられること請け合いだ!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]関根和美 [脚本・助監督]片山圭太 [撮影]柳田友貴 [照明]秋山和夫 [音楽]ザ・リハビリテーションズ [録音]シネ・キャビン [編集]フィルム・クラフト [製作]関根プロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]やまきよ、村井智丸、吉行由実、吉田祐健、岡田謙一郎、柳東史、七月もみじ、飯島大介

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