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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 6月10日(水)~16日(火)

どっちの男だ! (6月23日(火)まで上映)

どっちの男だ!のポスター画像◆解説◆
ハードなSEXシーンを撮ることにかけては、まさに右に出るものがいない浜野佐知監督(『奴隷調教 ドラゴンファクトリーの男たち』『男街行き快速急行』『炎の男たち』など)が、ゲイのユートピア作りというテーマに挑んだ快作。
親族から遺産として、新宿に残るボロ旅館を相続した男。建物はボロいけど、腐っても新宿、土地があるんだからかなりの値になると思っていたが、そこはゲイ専用の旅館だった。その上、親族には大きな借金があって、相続するとその借金まで抱え込んでしまうということが分った。悩んだ男は、結局そこを売るしか方法がないことに気付くが、その旅館の住人たちからは猛反発を受ける。ここは僕たちの理想郷なんだ、ここではゲイたちが自分を隠さず、全てをさらけ出し、欲望のまま自由に愛し愛されることのできる唯一の場所なんだ、ここを無くすのは絶対に反対だ、と。ゲイのユートピア?男は理解に苦しんだが、彼らが自由にSEXをしまくる姿を見ているうちに、次第に男の中の何かが崩れ始めてきた。そんな中、土地の買い上げを狙う悪徳不動産業者が現れて…。
結構重いテーマなんだが、それをセリフなどで語らず、全てSEXシーンで表現しちゃうところが浜野監督の真骨頂だ。ユートピアを追い求めるというのは、浜野監督と脚本の山崎邦紀のコンビ作では数多いが、この作品ではゲイタウン、再開発といった新宿という町の特性が、存分に生かされていて説得力を高めることに成功している。まさにエロは、全てを超越しているのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [助監督]荒木太郎、毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]南条千秋、吉本直人、山口健、太田明、山本竜二、久須美欽一

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真夜中きみはキバをむく (6月16日(火)まで上映)

真夜中きみはキバをむくのポスター画像◆解説◆
美大入学に向かって頑張るアスカ。今はノンケ? 彼女とも楽しく日々を過ごしていた。
そんなある日、彼女と映画デートの最中、忘れ物に気づき映画館に戻ると、そこには3年前、突然行方不明になった当時の恋人、零時がいた。彼に消えた理由を聞くと、ちょっとした病気だったというのだが…。
最新BL(ボーイズラブ)映画は吉行由実監督作だ。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭など何度も招待されている実力派。今回の映画もファンタジックでリアルHな若い2人の恋の騒動を描く、全てのゲイカップルに捧げる傑作です。
またBL映画初出演のフレッシュなキャストたちも魅力的で見どころのひとつです!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]吉行由実 [脚本]芝理論、吉行由実 [プロデューサー]床野たまき、小笠原和人 [撮影・照明]小山田勝治 [助監督]江尻大 [スチール]本田あきら [音楽]小島亜紀子 [劇中画]石塚真央 [編集]酒井正次 [協力]目黒シネマ、オークラランド [宣伝]オープニングナイト [製作]オフィス吉行 [提供]オーピー映画
[出演]三河悠冴、田村晃一、麻生涼、愛河シゲル、川崎竜平、shampoo、小鷹裕、高杉心悟、さらだたまこ

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