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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 5月6日(水・)~12日(火)

どっちの男だ! (5月12日(火)まで上映)

どっちの男だ!のポスター画像◆解説◆
ハードなSEXシーンを撮ることにかけては、まさに右に出るものがいない浜野佐知監督(『奴隷調教 ドラゴンファクトリーの男たち』『男街行き快速急行』『炎の男たち』など)が、ゲイのユートピア作りというテーマに挑んだ快作。
親族から遺産として、新宿に残るボロ旅館を相続した男。建物はボロいけど、腐っても新宿、土地があるんだからかなりの値になると思っていたが、そこはゲイ専用の旅館だった。その上、親族には大きな借金があって、相続するとその借金まで抱え込んでしまうということが分った。悩んだ男は、結局そこを売るしか方法がないことに気付くが、その旅館の住人たちからは猛反発を受ける。ここは僕たちの理想郷なんだ、ここではゲイたちが自分を隠さず、全てをさらけ出し、欲望のまま自由に愛し愛されることのできる唯一の場所なんだ、ここを無くすのは絶対に反対だ、と。ゲイのユートピア?男は理解に苦しんだが、彼らが自由にSEXをしまくる姿を見ているうちに、次第に男の中の何かが崩れ始めてきた。そんな中、土地の買い上げを狙う悪徳不動産業者が現れて…。
結構重いテーマなんだが、それをセリフなどで語らず、全てSEXシーンで表現しちゃうところが浜野監督の真骨頂だ。ユートピアを追い求めるというのは、浜野監督と脚本の山崎邦紀のコンビ作では数多いが、この作品ではゲイタウン、再開発といった新宿という町の特性が、存分に生かされていて説得力を高めることに成功している。まさにエロは、全てを超越しているのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]稲吉雅志 [助監督]荒木太郎、毛利安孝 [製作]株式会社旦々舎 [配給]ENKプロモーション
[出演]南条千秋、吉本直人、山口健、太田明、山本竜二、久須美欽一

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White room 止まれない愛 (5月19日(火)まで上映)

White room 止まれない愛のポスター画像◆解説◆
会社員の隼人はフリーターの竜也と同棲中だ。二人には夢があるお金を貯めていつかゲイバーを経営する事だ。そうすれば二人はいつも一緒にいられる。夢の実現に向けて頑張る二人。
出勤前に夢の話をしながらSEXした日、隼人は憂鬱だった。上司から見合いの話を勧められていたのだ。もちろん竜也には内緒だ。つい一人になると気が滅入っていた。そんなある日、竜也の昔の恋人藤田が部屋に押しかけてきた。なんと彼はニューハーフになっていたのだ。
人間関係が複雑に入り組んで…男女が入り乱れるストーリーはドラマ性濃厚。もちろん絡みも濃厚だ!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]関根和美 [撮影]小山田勝治 [照明]秋山和夫 [助監督]井戸田秀行 [製作]関根プロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]哀田剛、山本清彦、梅宮さやか、杉本まこと、風間今日子

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