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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 9月18日(水)~9月24日(火)

海から来た男 (10月1日(火)まで上映)

海から来た男のポスター画像◆解説◆
昨秋、月刊「薔薇族」の発刊元、第二書房から、山川純一の作品集が出版されました。それを機に山川純一の再評価が高まっています。
山川純一。漫画家。「薔薇族」に数年にわたって作品を発表し、忽然と姿を消したとのこと。現在はまったく消息が不明だと、編集長の伊藤文学さんは書いておられました。丁寧な絵作り、優しいラインタッチ、そしてゲイの気持ちを何よりも端的に表したストーリーなど、その活躍期間は短いながら、読者に強力な印象を残した漫画家でした。何冊か彼の作品集は発売されたのですが、やがて絶版になり、もう改めて読むことが出来ない状態が、ここ何年か続いていました。
それが昨年、かつてのファンの要望などにより、一冊にまとめられ、復刊され、その一部作品が「薔薇族」誌上にも再録されました。久し振りに読んでみて、やはり面白く、一向に古びれていないと感じました。また改めて筆を持ってほしい、そう素直に思ったものです。
そんな、今や伝説の、といった言葉が似合いそうな山川作品ですが、唯一映像化されている作品があるのをご存知でしょうか。それが今回の『海から来た男』です。
人生に絶望して、どこか死に場所を求めて海岸にやってきた中年の男。が、その海岸はゲイビーチだった。そしてそこで男は、ひとりの訳ありのゲイの青年と出会うが…。
山川らしい、丁寧な展開で、世間の壁に傷付いたゲイの心理とそれを乗り越えようとする姿が、SEXを通して描かれています。
映画では、作品の舞台を和歌山に移し、紀伊半島の雄大な太平洋の海岸線をフルロケ。その自然描写は圧倒されます。そしてその自然の中で繰り広げられる、野外SEXのオンパレード…。
今回、そんな山川純一の再評価、作品集の復刻を記念して、この『海から来た男』をリバイバル上映いたします。ぜひ、山川ワールドを堪能して下さり、気に入って下さった方がいらっしゃいましたら、作品集のほうにも目を通して頂きたいと思います。山川純一という、素敵な作家がいたことを、僕らは決して忘れないように。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]武田英幸 [脚本]剣崎譲、西口明寛 [撮影]池田俊巳 [編集]酒井正次 [原作]山川純一「海から来た男」より [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]森健二、梅田なつき、早瀬勇治

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俺たちの絆 (9月24日(火)まで上映)

俺たちの絆のポスター画像◆解説◆
引き裂かれることのない、運命の星の下に出会ったふたり。いにしえの伝統は愛の誕生により生まれ変わる。
村野家は、三多摩壮士と呼ばれた、半分農家、半分兵隊の「農兵」の血筋だった。家長はすでに亡くなり、三人の男兄弟と彼らの叔父が住んでいる。
長兄の作蔵は伝統ある家柄を守ろうと武道にも励んでいたが、彼は男色家で弁護士の佃と関係を持っていた。次男の多摩吉は、山や川で裸になりオナニーするのがタノシミという遊び好きの男。三男の国利だけが期待されていたが、ある日彼が恋人・米村を連れてきて、男同士で結婚すると言い出した。それだけでなく、自分の財産相続分を米村が引き継ぐと言い出し、村野家は大騒ぎになった。
日本でそんな結婚が認められるわけはないが、国利はヨーロッパで認められている同性でも結婚できるドメスティック・パートナー制を引き合いに出した。作蔵は米村を追い払おうとするが、反対されるほど国利は燃えあがり…。
何かが懐かしく、そして歴史の中に閉じこめられた何かが放たれる…ニューラブシネマ、ここに誕生!!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山崎邦紀 [撮影・照明]小山田勝治 [音楽]中空龍 [録音]シネ・キャビン [編集]フィルムクラフト [助監督]加藤義一、小山悟 [スチール]本田あきら [製作]株式会社旦々舎 [提供]オーピー映画
[出演]ますだいっこう、三浦漣徳、なかみつせいじ、平川直大、荒木太郎、柳東史

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