小倉名画座②上映作品のご案内
親父が愛した男たち (1月14日(火)まで上映)
◆解説◆
親父の遺品を整理してて、実はゲイだったという秘密を知った俺。誰にも言えないし、親父のことをもっと知りたくて、彼が付き合った男たちを訪ねて回ることにしたが…。
ハッテンするゲイな日々と、結婚や子育てなどノンケもどきな日々を対比しエロく掘り下げた、最新ゲイ映画の登場です。乞うご期待。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]加藤義一 [脚本]筆鬼一 [撮影]創優和 [助監督]小関裕次郎 [監督助手]菊嶌稔章 [スチール]本田あきら [録音]小林徹哉 [編集]有馬潜 [整音]ポストモダーン [協力]京都本町館 [音楽]友愛学園音楽部 [仕上げ]東映ラボ・テック [製作]加藤映像工房 [提供]オーピー映画
[出演]折笠慎也、蒼井希隆、黒木歩、森羅万象、安藤ヒロキオ、なかみつせいじ、可児正光
シネマHOMOパラダイス (1月7日(火)まで上映)
◆解説◆
どこまでが事実で、どこからが虚構なのか、見ているうちにまったく分からなくなってくる、パラレルワールドのような映画。それがこの作品を表すもっとも適切な表現ではないだろうか。
ピンク映画・AV男優として、千本もの作品に出演している山本竜二が主人公。まずこの設定は事実。そんな山本は実は隠れホモで、いつかはハッテンバデビューをしたいと考えていた。そしてある日、ついに念願叶って、京都にあるシネ・フレンズ西陣へとやって来て、そこで数々の素晴らしい体験(めくるめくSEXパラダイス)をしまくり、ゲイとしてのセクシャリティーに目覚めていくというストーリーなのだが、ロケ地としてシネ・フレンズ西陣が、シネ・フレンズ西陣というホモ映画館として描かれているし、山本竜二本人が本人の役で出演しているものだから、このあたりは全部事実のように思えてくる。
それでもって、ハッテン映画館のお約束事のハッテン模様が、リアルに描かれているものだからなおさらだ。
そのうちに、現実に山本竜二の先輩男優の池島ゆたかが、池島ゆたか本人として、これまた隠れホモの役で出てくるものだから、もう完全にパラレルである。そこに彼の奥さんまでが…。
コメディタッチで、次々にエロ場面を繰り出してくる手腕はさすが、千本ものエロ現場に関わってきた山本竜二の真骨頂。そうです、山本竜二はこの作品の監督でもあるのだ。自ら原作・出演・監督までしているものだから、余計に事実か虚構か分からなくなってくるのだ。だから見る我々は、小難しいことを考えずに、頭を空っぽにしてこの映画を楽しみたい。クスクス笑えて、チ○ポは熱くなるのだ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・原案・脚色]山本竜二 [脚本]五代響子 [撮影]池田俊巳 [照明]北井哲男 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]山本竜二、佐賀照彦、柴原光、五代響子、家入淳、池島ゆたか、山口健、相川純、山川博、早瀬勇治、小倉一馬、広瀬優也、西川宏、CLUB FAME、モックン・カズロー、井上将仁、栗野政信、太田メグミ