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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 4月10日(水)~16日(火)

乱菊伝説 (4月23日(火)まで上映)

乱菊伝説のポスター画像◆解説◆
ハダカはどこまでも美しい。躯に熱いパワーが!
場末のスナックを任されていた時夫は、風邪をこじらせて病院に入院中だ。そして見舞いに来た客に、自分の過去を語りはじめた。
深夜、閉店した店で一人、ヤクでラリっていたトキオの前に、刑事の山下が乗り込んできた。ゲイでもある山下は、逮捕する代わりにと強引にトキオを抱く。痛がったトキオだが、なぜか山下に恋心が湧いてきた。過去に区議会議員の藤木に無理矢理犯され男になっていたトキオ、当時のスナックのマスターも藤木に犯されていた。なぜか男に犯される事が多いのを山下に話したが…。
友情か、死か、銃口の前に立つ男。追う者と追われる者、激しく迫る男の舞台、乱れ狂って幕が開く!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]市村譲 [脚本]夢野春雄 [企画]サン企画 [製作]Gプロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]大倉智己、山科薫、星野英人、山岸めぐみ、坂入正三、久須美欽一、港雄一

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薔薇の夢(ドリーム) 性愛

薔薇の夢(ドリーム) 性愛のポスター画像◆解説◆
1983年、ENKプロモーションの第1作として『巨根伝説 美しき謎』を発表。この作品が日本初の商業ゲイ映画となった。その好評振りから、ゲイ映画の定期的な製作を決定し、第2弾として製作されたのが『ぼくらの時代』とこの作品『薔薇の夢 性愛』だ。
80年代初頭、ピンク映画の方では、ドキュメントポルノというジャンルが大流行していた。『ドキュメントポルノ 潜入女子寮』とか、『女風呂』とか『高級テクニック トルコ風呂』とか、当時ようやく流行り出していたビデオカメラ的な視点でほんとうに数多くの作品が作られていた。ただ大半の作品は、ドキュメントと銘打ちながら、実際は作り物だったようだ。
で、この作品。その大ヒットジャンルをゲイ映画の世界へ持ち込んだものだ。監督は野上正義、レポーター役として出演するのは久保新二。ともにピンク映画界の大スター男優だ。ただお二人はゲイの世界にも詳しく、多くの友人がいるということで、ピンク映画のように「やらせ」で終始するような作品にはせず、ほんとうに当時のハッテンバにカメラを持ち込んで撮影したというのが凄いところだ。
なので、当時のハッテンバやゲイバーなどがどんどん登場するので、結構リアルだし、なんというか今や歴史的な価値もあるのかもしれない。興味深い作品なのだ。
当然肖像権などもあり、完全ドキュメントというわけではないが、とにかく一見の価値ありだ。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]野上正義 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]83年当時のリアルゲイのみなさま [レポーター]久保新二

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