小倉名画座②のご案内
九州唯一のゲイ映画専門館です。
北九州の玄関・小倉駅からすぐ近く。九州各地のほか山陽地区からもいろんなタイプの方が集まる、いつも元気な映画館です。
近くには24時間営業の飲食店や宿泊設備などもあり、各世代のみなさまにご愛顧頂いてます。ぜひお気軽にお越しくださいませ。
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営業時間と入場料金
●年中無休・5月31日までは17時にて終了です
※全日 11:00 ~ 19:00 (5/31まで 17:00終)
※イベント開催日の営業時間にご注意ください。
●ご入場料金
入場料金/②のみ通常入場券 1,500円
入場料金/①+②周遊入場券 2,000円
※年齢に関係なく均一料金です(会員割引はありません)。
上映映画のご案内
【上映期間】 5月8日(水)~21日(火)
キミの恋人が、突然別の人を大好きですと告ったら…。
あるゲイ・カップルの日常をまるでエッセイのように描写し、揺れ動くゲイ心を手持ちカメラの多用でビビットに捉えた、海外でも大人気の映像作家・大木裕之の超刺激作。
海外10ヶ国以上もの映画祭に招待され、国内外からも絶賛の嵐が巻き起こった全編高知ロケで贈る新感覚ムービーです。
■【CINEPO.com】にてセルビデオ絶賛発売中!
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]大木裕之 [配給]ENKプロモーション
[出演]CHANO(北風久則)、渋谷和則、西本タカ、松前直也、田中要次 ほか
【同時上映】
(~5/14) 二つのゼロ / (5/15~) 勃ちっぱなしエブリデイ
小倉名画座②探訪記
さて、東から始まったこの「全国映画館探訪記」、いよいよ今回が最終回。九州へ到達です。
2006年5月、福岡にあった福岡オークラ劇場が閉館し、今回訪れた小倉名画座②が九州唯一のゲイ映画専門館になってしまったんですね。九州男子なんていう言葉があるぐらい、九州というのは男っぽいイメージがありますので、期待を込めて、JR小倉駅に降り立ちました。
目指す小倉名画座は、南口を出て、少し西の方へ入ったところ、昔からの賑やかな繁華街にあります。駅から歩いて5分ぐらい、近いです。
3階建てのこじんまりとした映画館ビル。ここもノンケポルノ映画館と一緒になっているので、あまり抵抗感なく入れます。
1階で切符を買って、ゲイ映画の方は右側の階段から2階へ上がります。なお、小倉名画座では会員証サービスは行っていないそうですが、その分入場料は安く設定してあるので、割高感はありません。
で、2階へ行くと、すぐに場内へのドアが。中へ入りますよ。
場内は広くなく狭くなくといった感じで、ただ椅子席を少なめにしてあるのが目を引きます。いわゆる後方の立見席のスペースが広いんです。そしてトイレの辺りにはちょっとした衝立があって、ハッテンのアプローチには最適な感じがしましたね。で、盛り上がってきたら、パテーションで完全に区切られているボックスがあるので、そこへ移動ですね。このボックス、場内にあるので、映画の中の喘ぎ声と、現実の声がクロスして興奮しそうです。事実、取材中にも見事なコーラスが…。
映画館の周囲は、いわゆる庶民の繁華街ですので、美味しそうな匂いが漂ってますし、その後の食事やデートにも最適。深夜になっても、映画館は毎日朝まで営業してますんで、また戻ってというのも可能と、目一杯楽しめそうな気がします。
3月にはショーもありますよと、劇場の方がおっしゃってました。そのときは九州各地から皆さんいらっしゃるようで、九州男子の熱気に包まれることでしょう。う~ん、羨ましい。
そんなことを思いながら駅に戻ったからでしょうか、駅前で見付けた無法松のブロンズ像が、やけに眩しかったのですが…。