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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 12月7日(水)~13日(火)

青春肉弾戦 (12月20日(火)まで上映)

青春肉弾戦のポスター画像◆解説◆
3人の、新宿2丁目で生きている青年が主人公。
しっかり者で、ゲイバーを任されて、その日その日を一生懸命に働き、生きている男。そんな彼に好意を持っていて、彼の力になりたいと、その店で働き、尽くしている男。世の中全てに不満を持っていて、自堕落にその日その日を生きている男。そんな3人の生き様、出会い、関わり、恋、SEXを、2丁目という街の視点で描いた異色作だ。
この作品に登場する人物たちが、全員ゲイであることに何の違和感も感じない。つまりゲイ映画に登場する人物たちだから、全員がゲイであってもかまわないだろうというスタンスで作られているのだ。『ファインティング・ニモ』を見て、魚が人間の言葉を喋るのがおかしいといっても仕方がないだろうというというのと、同じ感覚だ。そこが2丁目の視点という意味なのだが、そこのところを浜野監督と脚本の山崎氏は上手く描いている。
そしてしっかり者を演じている工藤克巳がラスト近くに見せる蝋燭ショーの場面。これが話しの展開に重要なシーンになるのだが、理屈的にいけば、これはちょっと苦しい。だが、映画全体に流れているスタンスがあるのと、本当に見事なほど美しいシーンなので、一気に引き込まれていってしまうのだ。そして納得する。ある意味、これは映画としての本質なのかもしれない。絵の力で見せるということで。
そして心を許しあった3人が見せる3PによるSEX。これは圧巻だ。思わず自分もスクリーンの中に入っていきたくなる。もちろん、その時は誰もがパンツを脱ぎ捨てて…。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]河中金美 [照明]秋山和夫 [制作]鈴木静夫 [製作]株式会社旦々社 [配給]ENKプロモーション
[出演]工藤克巳、山田宏、藤沢行弥、芳田正浩、中村憲一、ゴブリン森口、米田共、南条千秋

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ポリス (12月13日(火)まで上映)

ポリスのポスター画像◆解説◆
「僕はゲイだ」といえるのは自分に正直なだけ。だから…僕はあなたを守れる。
ホモセクシャルの新米刑事・夏雄は、個人主義で周囲からも孤立している先輩の桐野に惹かれていく。
ある夜、コンビニ強盗事件が発生。夏雄と桐野は犯人を追いつめるが、桐野は脚を刺され、そのまま二人は犯人グループに監禁される。犯人にレイプされる桐野を見ながら、彼にもホモセクシャルの可能性があることを感じ、夏雄は更に彼への思いを深めた。
翌朝、二人は同僚達に救出された。だが、大きな精神的ショックを得た桐野は休職した。夏雄は見舞いに出かけるが冷たくあしらわれてしまう。夏雄は恋人の小出と別れた。その頃、桐野はハッテンバで夜な夜な体を買われていた。
やがて二人は再会し、ついに結ばれるが…。
『切なく求めて』の監督&脚本コンビによる2人の警官の悲恋を描くラブ・ストーリー!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]荒木太郎 [脚本]吉行由実 [助監督]森山茂雄 [撮影]前井一作 [録音]シネ・キャビン [照明]前井一作 [編集]酒井正次 [製作]多呂プロ [提供]オーピー映画
[出演]西川方啓、佐藤幹雄、TAKAO、今泉浩一、遠藤大、螢雪次朗、内藤忠司、時任歩

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