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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 7月7日(水)~13日(火)

僕らのウィニングラン (7月20日(火)まで上映)

僕らのウイニングランのポスター画像◆解説◆
人はいいんだが、博打好きで、優柔不断、どうしようもないぐうたら男。そして、そんな男を支え、叱咤激励する働き者のしっかり女房。何でこんな男と思われながらも、心の底では本気で惚れてる夫婦像。そうです、大阪が生んだ大作家、織田作之助の名作『夫婦善哉』です。その『夫婦善哉』に真正面から挑んだのが、この作品です。
人はいいんだが、競馬好きで、家の大事な金まで注ぎ込んでしまう駄目男と、そんな男に愛想を尽かしながらも彼のことを愛して、なぜか許して受け入れてしまう恋人の青年。そんな二人の恋模様を、関西ロケでしっとりと、情感たっぷりに描いています。
映画は、なかなか帰ってこない彼を思って、オナニーする青年のシーンから始まります。これがなかなかソソられます。絨毯の上に飛ぶ精液。それを空しく後始末する。孤独感が滲み出てくる、いいシーンです。剣崎監督のカメラワークが冴え渡ります。
『夫婦善哉』をモチーフにしている以上、結末は読めるんですが、それに至るエピソードは変化に飛んでいて、飽きさせず、むしろどうなってしまうんだろうとドキドキしてしまいます。そして最後はホロッときて…。
剣崎監督の絡みシーンは妙にヤラシイですね。それはカメラワークが素晴らしいからでしょう。毛穴まで見えそうにカメラがじっくり動き、そして身体の曲線の美しさを確実に写し取っていきます。チ○ポが感動でピクンピクンしてきます。ストリートともに、絡みもたっぷりと堪能して下さい。
その他、少しマニアックな見方としては、現在『ミナミの帝王』シリーズの脚本家として大活躍、監督としてもゲイポルノでは『バラードに抱かれて』などの秀作がある友松直之監督が、役者としてワンシーン友情出演。主人公の男の子を犯しまくっているのも見逃せません。
また、淀の京都競馬場でのロケも、競馬好きのお客様には馴染みがあって、興味深いかもしれません。必見です。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]剣崎譲 [脚本]駒来愼 [撮影]藪坂正史 [協力]フレッシュポテト(京都)・ファニーコック(大阪) [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]松田まさと、三好涼、新庄高士、友松直之、仲山陽子、岡田雅之

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ベイブリッジ 慕情 (7月13日(火)まで上映)

ベイブリッジ 慕情のポスター画像◆解説◆
愛のかけ橋の下は、薔薇の波が沸き立つ…。
横浜にあるスナックのマスター・高取と従業員のトニーは恋人同士。毎晩店が終ると、二人は車でベイブリッジを渡り、高取の高級マンションで愛し合っていた。
ある晩、二人は橋の上で寂しそうな青年を見かけ、トニーは彼に一目惚れをしてしまうが…。
素直になれない男の子たちの関係を、巨匠・小林悟が気心の知れたキャストを集めて撮影した何度も見直したくなるような、何だか見たことあるような不思議な作品です。お楽しみに!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]小林悟 [撮影]柳田友貴 [録音]シネ・キャビン [編集]フィルム・クラフト [製作]シネコスモジャパン [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]山川聖、夏木紫門、沢まどか、坂入正三、松友伊代、板垣有美

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