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日劇ローズ上映作品のご案内

【上映期間】 11月20日(水)~26日(火)

わがまま旋風(センセーション) (11月26日(火)まで上映)

わがまま旋風のポスター画像◆解説◆
今は一般映画の監督や、『ミナミの帝王』シリーズの脚本家などで活躍する、友松直之監督が『バラードに抱かれて』に続いて発表した、異色のゲイ映画である。
かつて、恋人の優司を事故で失った大前は、その日を境にゲイであることを封印して、真面目なサラリーマン生活を送り、結婚もした。何気ない日常。そんな毎日が続いていく中、大前は自分の人生というものを失いかけてしまっていた。もう一度自分に帰らなくては!大前は、妻と離婚し、そして会社も辞め、劇団を作ることにした。昔、優司とは劇団をやっていたのだ。
新しい劇団の仲間たち。そこにはゲイとして人生を謳歌している青年・秀夫がいて、そして優司とうりふたつの青年・正司がいた。その不思議な運命に戸惑いながらも、大前はその二人とどろどろの肉体関係を続けながら、芝居作りに励んでいく。かつての輝きを取り戻しつつある大前の元には、昔の仲間たちも多数集まり出してきて…。
そしていよいよ、大前たちの劇団「わがまま旋風」の初公演の日がやってきた。満員の観客。進行する舞台。が、そのカーテンコールに…。
劇団が出来て、芝居を作り出し、そしてその幕が開き、舞台公演の模様がバシバシ挿入されと、まるでドキュメンタリー映画のように進行していく。それも多彩なカット割りを多用しているため、次々とシーンが飛び込んでくるようだ。自主映画出身の監督の本領発揮というところか。
本当に芝居の進行に合わせて1年間かけてロケした作品なので、桜の風景から、海水浴、紅葉、雪景色と、季節感だけでも豪華だ。他の作品ではちょっと、こういう作りは出来ない。また、舞台の大道具の隅や、ボロ4畳半のアパートなどのSEXシーンは、妙に生活感が見えて、リアルでエッチ。そそられる。
見ながら、あなたが大前たちの「わがまま」に付き合ううちに、不思議な感触が残っていく、そんな映画である。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
■【Gay.CINEPO.com】にてセルビデオ(VHS)絶賛発売中!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]友松直之 [脚本]友松直之、大河原ちさと [プロデューサー]駒田愼司 [撮影]横山健二 [音楽]アリス・セイラー [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]風太郎、三沢史郎、松蔵宏明、江口恵美、林日出夫、松本明敏、アリス・セイラー、辻本優美

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カミング・アウト 僕らのカップル宣言 (12月3日(火)まで上映)

カミング・アウト 僕らのカップル宣言のポスター画像◆解説◆
好きで、好きでたまらない。ボクたち、ボッキ・カップル。
おかしくて、切ない愛の裸舞物語!
大学生の孝志と省吾はのんけだ。2人は孝志の父の友人・吉川にバイトを頼まれる。そのバイトは吉川の撮影するゲイビデオの出演だ。高額のバイト代と、中古の車もくれるという条件で、出演をOKした孝志と省吾。
撮影場所の渓谷に車で向かう3人。撮影が始まるが、なにしろ2人は初体験。ゲイである吉川が省吾相手に見本を見せるが…。
人間の本能と心情を丹念に、そしてセクシーに描く山崎監督が贈る青春ポルノグラフティ。イケメン樹かずと森純のエロティックな肢体と「とまどい」から本能の「おもむくまま」に流されていく男の性(さが)を楽しく、でもリアルにご覧頂けます。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山崎邦紀 [撮影]河中金美 [製作]株式会社旦々舎 [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]森純、樹かず、ジャンク斉藤、甲斐太郎、神戸顕一

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