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横浜光音座1上映作品のご案内

【上映期間】 5月15日(水)~28日(火)

二つのゼロ (6月11日(火)まで上映)

二つのゼロのポスター画像◆解説◆
禁断のSEX、嫁婿とのSEX。ああ、私は狂っていく、落ちていく。
ある都市の市長である米田は、細かいことまで気づくゆえ、市政には定評があったが、なぜかプライベートな面は無頓着。実の娘の男関係さえ分かっていない。そんな娘が連れてきた恋人は、なんと以前に自分が関係を持ったことのある大学院生の汐見だったから大変だ。米田に恋していた汐見は、あらゆる手で接近、なんと米田の娘をてなづけて近づいてきたのだった。
将来を約束されていたノンケ男が、何もかも捨て一夜を過ごしたゲイの男に溺れていく様を描いた悲劇。禁じられれば禁じられるほど燃える男の恋を描いた、儚くも切ない物語は、あなたを共感の泉に連れ去ることでしょう。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]浜野佐知 [脚本]山崎邦紀 [撮影]田中譲二、松本治樹、鏡早智 [照明]秋山和夫、上妻敏厚、稲垣従道 [助監督]松岡誠、関谷和憲 [音楽]藪中博章 [録音]ニューメグロスタジオ [編集]フィルム・クラフト [製作]株式会社旦々舎 [提供]オーピー映画
[出演]破壊三郎、杉本まこと、関山和人、久須美欽一、伊藤岳人、荒木太郎、吉行由実、青木こずえ

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わがまま旋風(センセーション)

わがまま旋風のポスター画像◆解説◆
今は一般映画の監督や、『ミナミの帝王』シリーズの脚本家などで活躍する、友松直之監督が『バラードに抱かれて』に続いて発表した、異色のゲイ映画である。
かつて、恋人の優司を事故で失った大前は、その日を境にゲイであることを封印して、真面目なサラリーマン生活を送り、結婚もした。何気ない日常。そんな毎日が続いていく中、大前は自分の人生というものを失いかけてしまっていた。もう一度自分に帰らなくては!大前は、妻と離婚し、そして会社も辞め、劇団を作ることにした。昔、優司とは劇団をやっていたのだ。
新しい劇団の仲間たち。そこにはゲイとして人生を謳歌している青年・秀夫がいて、そして優司とうりふたつの青年・正司がいた。その不思議な運命に戸惑いながらも、大前はその二人とどろどろの肉体関係を続けながら、芝居作りに励んでいく。かつての輝きを取り戻しつつある大前の元には、昔の仲間たちも多数集まり出してきて…。
そしていよいよ、大前たちの劇団「わがまま旋風」の初公演の日がやってきた。満員の観客。進行する舞台。が、そのカーテンコールに…。
劇団が出来て、芝居を作り出し、そしてその幕が開き、舞台公演の模様がバシバシ挿入されと、まるでドキュメンタリー映画のように進行していく。それも多彩なカット割りを多用しているため、次々とシーンが飛び込んでくるようだ。自主映画出身の監督の本領発揮というところか。
本当に芝居の進行に合わせて1年間かけてロケした作品なので、桜の風景から、海水浴、紅葉、雪景色と、季節感だけでも豪華だ。他の作品ではちょっと、こういう作りは出来ない。また、舞台の大道具の隅や、ボロ4畳半のアパートなどのSEXシーンは、妙に生活感が見えて、リアルでエッチ。そそられる。
見ながら、あなたが大前たちの「わがまま」に付き合ううちに、不思議な感触が残っていく、そんな映画である。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
■【Gay.CINEPO.com】にてセルビデオ(VHS)絶賛発売中!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]友松直之 [脚本]友松直之、大河原ちさと [プロデューサー]駒田愼司 [撮影]横山健二 [音楽]アリス・セイラー [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]風太郎、三沢史郎、松蔵宏明、江口恵美、林日出夫、松本明敏、アリス・セイラー、辻本優美

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