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横浜光音座1上映作品のご案内

【上映期間】 4月3日(水)~16日(火)

新ハッテンバ・ラブ・ストーリー (4月30日(火・)まで上映)

新ハッテンバ・ラブ・ストーリーのポスター画像◆解説◆
1990年、『奴隷調教ドラゴンファクトリーの男たち』で彗星の如くデビューした、石井基正。その後『ハッテンバ・ラブ・ストーリー』、『ほんとうの空色』などの秀作で主役を演じ、一躍ゲイ映画界のスーパースターになった。うっとりするほどの端整な顔立ち、引き締まった美しい身体、そしてシャープな演技力。もう、その人気は圧倒的だった。もっとも石井基正本人は、新宿などで歩いていると、何人ものファンの人に追いまわされて大変だったそうだが。
そんな石井基正は、ある日突然、俳優を廃業してしまった。まさに彗星のように、この世界からリタイアしていってしまった。
さて、山本竜二監督。俳優としてピンク映画、ゲイ映画、AVなど、H系文化には欠かせない人だったが、その芸歴を認めた大手芸能プロダクションに所属することになり、成人映画業界を引退せざるをえなくなってしまった。彼は、ほんとうに愛していたこの業界の、その最後の仕事に、もっとも思い入れのあるゲイ映画の監督を選択。そして前作『ハッテンバ・ラブ・ストーリー』で描ききれなかったハッテンバでのHOMOHOMO模様を、より深めるために続編の製作を決定。その主役には、石井基正以外考えられないと、引退した彼を説得して、6年ぶりにスクリーン復帰させたのがこの作品なのだ。
つまり、この『新・ハッテンバ・ラブストーリー』はHOMO映画にとって一つの時代を築いた、二人のほんとうの引退映画となった。
その象徴はラストシーン。そんな事情を知って見ると、より深く、グッと迫ってくる名シーンだ。いや、そんなこと知らなくっても、十分楽しめる娯楽映画ではあるが…。
山本竜二監督作品のもう一つの楽しみは、監督自身のこれまでの人脈から実現する意外なキャスト。この作品も場面場面で、エッ!という人が登場している。さて、何人分るだろうか?でもこれはちょっと通すぎる楽しみではあるけども。
ちょっと切ないゲイの気持ち。監督の狙いを石井基正は、的確に表現し、この作品はまさに忘れられない映画となった。ジャパニーズ・ゲイムービーの記念碑的作品と、石井基正と山本竜二という二人に、その言葉を贈りたい、そんな気持ちになる映画だ。
それにしても、石井基正は美しい。彼の美しさは、こうして永遠にフィルムに焼き付けられた。それはまた僕らの、永遠の宝物であるに違いない。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
■【Gay.CINEPO.com】にてセルビデオ(VHS)絶賛発売中!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]山本竜二 [脚本]月岡よみ [撮影]下元哲 [照明]伊和手健 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]石井基正、山本竜二、熊谷孝文、木本博文、木澤雅博、山科薫、池島ゆたか、森山龍二、田口あゆみ、槇原めぐみ、秋山豊、吉村卓、渡辺幸次、鈴木裕太、神戸顕一

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炎馬の如く

炎馬の如くのポスター画像◆解説◆
あなたと過ごせる瞬間が僕の夢だった。
出来の良い兄と比較されるばかりでコンプレックスを抱えて育った幸二。彼が唯一安らげるのは、ビリヤード・バー『アルル』だった。
ある夜、幸二はアルルで兄と似た匂いのする常連客の相馬に挑発的な態度を取られ、彼の取り巻きの遠藤にレイプされてしまう。なんとか「アルル」を抜け出した幸二は相馬のマンションを突き止め、復讐することを誓い執拗な無言電話を掛け続ける。自信家の相馬が電話の向こうで困惑するにつれ、幸二は電話が愉しみに変わり…。
コンプレックスが弾けるとき男は本物に変わる。ご期待下さい!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]小林悟 [脚本]山瀬よいこ [撮影]小山田勝治 [照明]ICE&T [助監督]竹洞哲也 [編集]井上和夫 [録音]シネ・キャビン [スチール]佐藤初太郎 [製作]小林プロダクション [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]寺田誠、加賀真也、村井智丸、木村祐介、小池結、港雄一、千広哲也、坂入正三

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