横浜光音座1上映作品のご案内
縄と男たち3 男殺油地獄(おとこごろしあぶらのじごく) (9月18日(火)まで上映)
◆解説◆
このタイトル、もちろん近松門左衛門の名作中の名作『女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)』のもじりだが、最初『男殺精液地獄(おとこごろしせいえきのじごく)』でいこうとしたが、映倫からクレームが付いて、このタイトルに落ち着いたといういきさつがある。
さて内容だが、ゲイの大学生が幼なじみの青年を、十何年も思い続けていたが、ある日彼と恋人の女の子にゲイだということがバレて、学校中に言いふらされてしまう。傷ついた主人公は復讐のために、知り合いのゲイに頼み、彼を監禁し、SM調教をしながら、男の味を覚えさせようとしていくのだが…。
3人の男たちが、一斉に彼の性感スポットを責めて、男のSEXの良さを調教していくシーンなどは、興奮するし、最後に彼が男とのSEXを選ぶか、女とのSEXを選ぶかの辺りは、実にスリリングだ。もちろん縄やバイブを使ったSMシーンもたっぷりあって、それはすっごくイイが、男か女かの選択の心理的SMのシーンが特筆。ある意味で新ジャンルSM映画と言えるかもしれない。
出演者たちも実に魅力的。SMはちょっと、という人でも充分楽しめる。いわゆる、ヌキドコロがたっぶりある映画だということですね。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味はあるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督]橋口卓明 [脚本]岡輝男 [撮影]中尾正人 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]真央はじめ、一条カズヤ、金子真一郎、西野奈々美、帆足哲郎、津川たかし
親父が愛した男たち
◆解説◆
親父の遺品を整理してて、実はゲイだったという秘密を知った俺。誰にも言えないし、親父のことをもっと知りたくて、彼が付き合った男たちを訪ねて回ることにしたが…。
ハッテンするゲイな日々と、結婚や子育てなどノンケもどきな日々を対比しエロく掘り下げた、最新ゲイ映画の登場です。勿論今回も光音座名物の舞台挨拶を開催。乞うご期待。
※8月26日(日)15時より新作映画記念舞台挨拶開催。加藤監督をはじめステキなキャストに生で会えるチャンス!!
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]加藤義一 [脚本]筆鬼一 [撮影]創優和 [助監督]小関裕次郎 [監督助手]菊嶌稔章 [スチール]本田あきら [録音]小林徹哉 [編集]有馬潜 [整音]ポストモダーン [協力]京都本町館 [音楽]友愛学園音楽部 [仕上げ]東映ラボ・テック [製作]加藤映像工房 [提供]オーピー映画
[出演]折笠慎也、蒼井希隆、黒木歩、森羅万象、安藤ヒロキオ、なかみつせいじ、可児正光