横浜光音座1上映作品のご案内
ふりむけば君がいて (7月11日(火)まで上映)
◆解説◆
こころが傷つき思い悩んでも、安らぐ場所がここにある。
日向家の3兄弟、尚也・和彦・晋平は、親の愛情を知らず祖父母に育てられた。祖父母が他界した後は、兄弟3人で暮らしている。長男尚也はまじめでしっかりした性格、次男和彦は自由奔放で男も女も愛せる人種でハッテンバのバーへも出入りし、いつも不特定多数の人とつき合っている。三男の晋平は未だ恋愛やSEXの経験も無かった。
和彦が兄弟にカミングアウトした事で、尚也と和彦の関係はぎくしゃくし始め…、実は尚也もゲイであったのだが、そんな中尚也が上司の勧めで見合いをすると言いだし恋人アキラと喧嘩し…。
池島ゆたか監督が放つ男同士の純愛ドラマ。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]池島ゆたか [脚本]五代暁子 [撮影]清水正二 [音楽]J [助監督]森山茂雄 [録音]シネ・キャビン [編集]酒井正次 [スチール]津田一郎 [製作]セメントマッチ [提供]オーピー映画
[出演]佐々木共輔、千葉誠樹、坂本頼光、河村栞、平川ナオヒ、しょういち、かわさきひろゆき、佐野和宏、吉永幸一、神戸顕一、入江浩治、佐倉萌、林由美香
リーマンブルース
◆解説◆
スーツフェチの皆さん、お待たせしました!
今まで、ありそうでなかった、リーマン映画の登場です。
この作品の前作『思いはあなただけ』で、ハードボイルド・ゲイ映画というジャンルで、ゲイ映画に初めて挑み、見事「ピンク映画大賞」最優秀作品賞という快挙を成し遂げた北沢幸雄監督が、一転、普通のサラーリーマンを主人公に、哀愁あふれるゲイの気持ちを描いた佳作です。
ゲイであることを会社にも世間にも隠している、リーマンが主人公。が、彼には同棲中の恋人がいる。その恋人は、逆にゲイであることを謳歌しているフリーター。そんな二人の、幸せな生活、SEX、ゲイであることでの世間との戦い、そして突然にやってくる別れ、などを静かに、そしてしっかりと描いていきます。
いわゆる、普通、がテーマなので、妙に納得したり、切なくなってきたり、身につまされたりはするけど、そこは北沢監督、見ているうちに知らずにドラマに引き込まれていってしまい、主人公に共感し、そして、ちゃんとエッチには興奮してしまったりしています。この辺りが良質のエンターテーメント、ということになるわけですね。
リーマンフェチでない人には、フリーター役の池田くんをお勧めします。マジ、美少年ですよ。彼のエッチ姿はほんとにそそられます。こういうキャスティングをするところも、エンターテーメントということなんでしょう。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本・編集]北沢幸雄 [撮影]小山田勝治 [照明]渡波洋行 [音楽]TAOKA [助監督]堀禎一 [製作]IIZUMI Production [配給]ENKプロモーション
[出演]杉本まこと、池田一視、佐々木基子、樹かず、神戸顕一、篠原さゆり