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東京・阿佐ヶ谷ロフトAのご案内

■第18回東京電撃映画祭~女性のためのゲイ映画特集■
【上映日程】 7月30日() 11時30分より開演(11時開場)

【11時40分~】 俺と彼氏と彼女の事情

俺と彼氏と彼女の事情のポスター画像◆解説◆
恋人同士のオトヤと淳平。突然、オトヤから結婚したことを告げられた淳平。それも偽装結婚だと。相手はルリという女性で、精神疾患を患っているから偽装結婚にちょうどいいと宣った。むかつく淳平。だが愛撫されると…何も言い返せなくなり、結局認めてしまった。
ある日、オトヤの家を尋ねた淳平は、発作を起こしたルリを助け、3人で住むことになった。新婚家庭なのに同居人?そこに違和感を覚えたルリの父親のせいで、オトヤがゲイだとバレてしまい…。
池島ゆたか監督の新作映画は『結婚』がテーマ。男女の結婚、同姓との結婚。本当に愛するなら性別は関係ない。そんな新時代映画です。もちろんエロの巨匠・池島監督。Hシーンも見応え充分で、イケメン達がその裸身を惜しみなく晒します。ご期待下さい♪

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]池島ゆたか [脚本]五代暁子 [撮影監督]清水正二 [撮影]海津真也 [編集]山内大輔 [助監督]菊嶌稔章 [スチール]津田一郎 [録音]小林徹哉 [音楽]大場一魅 [製作]セメントマッチ [提供]オーピー映画株式会社
[出演]鶴田雄大、松本渉、黒木歩、セシオ、樹カズ、野村貴浩、池島ゆたか、山ノ手ぐり子、なかみつせいじ、松井理子

※オーディオコメンタリー/池島ゆたか監督、鶴田雄大、黒木歩、吉行由実監督、友松直之監督 他
●上映後トーク(5分)

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【12時50分~】 真夜中きみはキバをむく

真夜中きみはキバをむくのポスター画像◆解説◆
美大入学に向かって頑張るアスカ。今はノンケ? 彼女とも楽しく日々を過ごしていた。
そんなある日、彼女と映画デートの最中、忘れ物に気づき映画館に戻ると、そこには3年前、突然行方不明になった当時の恋人、零時がいた。彼に消えた理由を聞くと、ちょっとした病気だったというのだが…。
最新BL(ボーイズラブ)映画は吉行由実監督作だ。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭など何度も招待されている実力派。今回の映画もファンタジックでリアルHな若い2人の恋の騒動を描く、全てのゲイカップルに捧げる傑作です。
またBL映画初出演のフレッシュなキャストたちも魅力的で見どころのひとつです!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]吉行由実 [脚本]芝理論、吉行由実 [プロデューサー]床野たまき、小笠原和人 [撮影・照明]小山田勝治 [助監督]江尻大 [スチール]本田あきら [音楽]小島亜紀子 [劇中画]石塚真央 [編集]酒井正次 [協力]目黒シネマ、オークラランド [宣伝]オープニングナイト [製作]オフィス吉行 [提供]オーピー映画
[出演]三河悠冴、田村晃一、麻生涼、愛河シゲル、川崎竜平、shampoo、小鷹裕、高杉心悟、さらだたまこ

※オーディオコメンタリー/吉行由実監督、池島ゆたか監督、黒木歩、友松直之監督 他
●上映後トーク(5分)

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【14時30分~】 バラードに抱かれて

空に咲く愛の地図のポスター画像◆解説◆
自主映画出身で、現在は大槻ケンヂ原作『STACY』の監督や、『ミナミの帝王』シリーズの脚本家として活躍する友松直之監督。その友松監督の商業映画デビュー作が本作『バラードに抱かれて』である。
ゲイの青年。男は密かに恋してる相手がいた。が彼はノンケ。仕方なく「親友」として付き合い、自分の気持ちをセーブする日々が続いた。ある日彼とバイクに乗っていて事故を起こし、同乗していた彼を死なせてしまう。そしてその日から男は廃人同様になってしまう。
その後男はバイト先の怪しげなビデオショップで、人を殺していく様子が録画された、殺人ライブ裏ビデオを見つけてしまう。そしてそのビデオの中に、男が自分が殺したと思い込んでいる「親友」にそっくりな男が写っているではないか。それを見た途端、男の中で何かが切れて…。
さすがに自主映画の香りがプンプン残っていて、一風変わった映画になっているが、全篇に漂うざらつき感が妙な味わいを出している。音楽にも当時のインディーズシーンで人気のあった女性ロックシンガー、アリス・セイラーを起用したりと、監督のデビュー作へのこだわりが随所に感じられる。
俳優たちもインディーズ系の人たちが数多く出演していて、新鮮な顔ぶれだ。中でも特筆は、主役の男を演じる岡秀樹。端正なマスクに、凄いセクシーな身体で、男の色気をムンムン発散させて、廃人から、愛する男を汚した奴らへの復讐に立ち上がるまでを、強烈に演じている。何度見てもカウパー液ダラダラになる人も多いことだろう。岡のゲイ映画の出演はこれ一作だけだから、男くさい男系のファンの方はどうぞお見逃しなく。
とにかく疾走感あふれる60分。存分にお楽しみ下さい。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]友松直之 [撮影]横山健二 [緊縛指導]SDM大門 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]岡秀樹、三澤史郎、竹橋団、友松直之、平みゆき、ジーコ内山、浜田智彰、林日出夫

※オーディオコメンタリー/岡秀樹監督、鳴瀬聖人監督、黒木歩、友松直之監督 他
●上映後トーク(5分)

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■第18回東京電撃映画祭~女性のためのゲイ映画特集■

 【開催】 7月30日(
 【開場】 11時 (開演 11時30分)
 【会場】 阿佐ヶ谷ロフトA
    Tel.(03)5929-3445
    URL.http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/68869
 【予約】 e+(イープラス)チケット販売サイト
    ※前売り券でお得にご来場下さい。当日券より先に座席を選べます。

 【上映作品】
   『俺と彼氏と彼女の事情』
   『真夜中きみはキバをむく』
   『バラードに抱かれて』
   『THE MAN』
   『爆裂・体力クイズ リンチでピンチ!!』

 【登壇ゲスト(敬称略)】
   鶴田雄大
   黒木歩
   池島ゆたか
   吉行由実
   鳴瀬聖人
   岡 秀樹
   友松直之

◆タイムテーブル◆

 11:30~ 開演(前半)
  ●主催者舞台挨拶
  ※友松直之、SHIN、チャック
  ●ゲスト紹介
  ※池島ゆたか監督、吉行由実監督、鶴田雄大(俳優)、黒木歩(女優)

 11:40~
  ■上映『俺と彼氏と彼女の事情』(60分)
  ※オーディオコメンタリー/池島ゆたか監督、鶴田雄大、黒木歩、吉行由実監督、友松直之監督 他
  ●上映後トーク(5分)

  休憩(5分)

 12:50~
  ■上映『真夜中きみはキバをむく』(60分)
  ※オーディオコメンタリー/吉行由実監督、池島ゆたか監督、黒木歩、友松直之監督 他
  ●上映後トーク(5分)

  前半終了~休憩(15分)

 14:10~ (後半)
  ●ゲスト紹介
  ※岡秀樹監督、鳴瀬聖人監督
  
 14:15~
  ■短編上映『THE MAN』『爆裂・体力クイズ リンチでピンチ!!』(15分)

 14:30~
  ■上映『バラードに抱かれて』(60分)
  ※オーディオコメンタリー/岡秀樹監督、鳴瀬聖人監督、黒木歩、友松直之監督 他
  ●上映後トーク(5分)

 15:35 終演

 さてそのようなわけでまたしても毎度お馴染み東京電撃映画祭を開催するのだが、今回はいつもと毛色が違う。「女性のためのゲイ映画特集」と題して、成人指定のホモ映画、薔薇族映画、同性愛ピンク映画、まあ呼び方は何でもいいのだが、ようするに男同士が肉弾戦で絡み合いもつれ合ってセックスいたす映画を特集上映する。女性のためにと銘打つからにはレディス料金を設定し、また開催時間もいつもの深夜帯ではなく、日曜日の昼間にやる。うむ。さすが常に女性に優しい俺友松のことだから細やかな心配りだと自画自賛するわけだが、全国三十人くらいの電撃常連サポーターの皆様を拒絶するものではなく、是非男性諸氏も来ていただきたいところではある。自分でも気づかなかった嗜好性癖アイデンティティの発見に繋がるかもしれず、世界が広がるのは何にせよ素晴らしいことではないか。上映プログラムは、ミスターピンクこと池島ゆたか監督の名作「俺と彼氏と彼女の事情」(2014)がまず一本目。オーディオコメンタリーゲストには、池島監督のみならず、主演男優の鶴田雄大が駆けつけてくれる。さらに本作には我らがサンダーボルトガールとしてもお馴染みの黒木歩も出演しており、ジャンルの食わず嫌いで未見の方も多かろうと思われ、この機会を逃しては罰が当たろうというものだ。そして二本目は女優にして女流ピンク映画監督として名高い吉行由実監督の「真夜中きみはキバをむく」(2014)。吸血鬼の同性愛を描くダークファンタジーの名作であり、吉行監督自身の解説だから、当然これも見逃せまい。さらに大阪からは若き才能を持て余す鳴瀬聖人監督がホモ自主映画の短編「THE MAN」を持って深夜バス料金自腹で参加してくれる。短編というならもう一本、我が盟友にしてバカ映画集団鉄ドン中心メンバーであり、先日ロフト9渋谷で開催された「大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン」ではそのクオリティと熱情と怪獣偏愛ぶりで観客の(少なくとも俺の)度肝を抜いた、実は全国公開作品の監督でもあるおかひでき監督が、鉄ドン黎明期に俺友松との競演で撮った「爆裂・体力クイズ リンチでピンチ!!」を持って来てくれる。そして、おお、何と、おお。とどめのもう一本は俺友松の商業映画デビュー作「バラードに抱かれて」(1993)だ。若人や先輩方を差し置いて自分のことばかり書くのは気が引けるが、何、気が引けると一言書いておけば問題あるまい。この「バラードに抱かれて」は今を去ること二十五年前、つまりリンチでピンチとほとんど同時期の作品で、主演は岡秀樹でありカタキ役を俺友松自身が演じている。つまりあっちでもこっちでも競演しているわけで、熱い友情に今さらながらに感動する。思い起こせば、自主映画ばかり作っていた俺が記念すべき初の商業映画を撮るに当たって自己資金が必要とばかりに昼はパン工場夜はホストクラブでバイトして百万円くらい作って現場に挑んだのだが、ホストクラブの客で来ていたソープ嬢と営業後にホテルにしけ込んだところコンドームが破れて妊娠した。ほとんど童貞だった当事の俺は映画を作るついでにはからずも息子を作ってしまったわけだが、出産費用を出せと言われてもそんな金はなくて彼女で臨月妊婦ものAVを企画したのも懐かしい。その長男が今や立派に成人して道を踏み外すことなくまっとうに社会人をやっていることが、恥の多い我が人生における数少ない誇りであり自慢であったりする。ところでこの長男と先日銭湯に行ったのだが、俺を含め中高年のたるんだ肉体がひしめき合う洗い場にあって、高校時代の陸上部で鍛えた見事な細マッチョはギリシャ彫刻か若侍かという美しさで俺は思わず涙ぐんだ。ああ、我が青春の懊悩の答がここにある。無謀にも暴虐無比な女どもに恋焦がれ、己が性衝動にあれほどまでに悩み苦しみのたうちまわったのは、他でもないこの素晴らしくも感動的な美しき肉体をこの世に生み出すためにほかならなかった。二十五年の時を超えた答え合わせだ。そしてそんな息子もまたもったいなくも童貞をこじらせ女に煮え湯を飲まされ続けているようだが、何、それも人生だからせいぜいのた打ちまわるがいい。一生懸命生きていれば答えはいつかきっと出るのだから。さておき、夏もいよいよ本番の日曜日の昼下がり、暑苦しくも熱苦しい男たちの饗宴を存分に味わうがよかろう。

(文責 友松直之)

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