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小倉名画座②上映作品のご案内

【上映期間】 6月26日(水)~7月2日(火)

天使の楽園 (7月9日(火)まで上映)

天使の楽園のポスター画像◆解説◆
鈴木章浩。この人が日本のインディペンデント・ゲイ映画に果たした功績は計り知れない。大木裕之監督の数多くの作品でプロデューサーを勤め、作品を生み出し、またそれを海外へ紹介し続けた。大木作品が世界で評価されているのは、彼がいたからだ。
また、逆に海外の優秀なゲイ映画を積極的に日本に紹介もした。『真夜中のダンサー』『ラテンボーイズ・ゴー・トゥー・ヘル』『スキンフリック』など彼がいなきゃぼくらが見ることがなかったであろう作品も数多い。
最近では、ヨハン・ポーリックの「ボーイズラブ・シリーズ」も全て彼が仕掛け人だ。そんな実績の中で、ついにと言おうか、満を持してといおうか、鈴木章浩が初監督作品として創ったのがこの『天使の楽園』だ。
映画は全篇、プライベート感覚のざらついた色調で撮られ、このままでいいんだろうかと悩みながら生きている、主人公のゲイの青年の揺れる心の中を覗いているような気がしてくる。親しい人の死、ゲイとしての恋、進むべき道、自分探し、青年の心と肉体の旅は、東京から高知へと導かれていく…。
この作品でも鈴木監督は積極的に海外へと進出し、ロッテルダム国際映画祭、ベルリン国際映画祭など、10ヶ国以上の一般映画祭やレズビアン&ゲイ映画祭で上映され、高い評価を得たそうだ。
見ていて本当に不思議な気分になってくる映画だ。自分がゲイでいることの安心感…、フトそんなことを考えてしまう。それこそがスズキワールドへの正しいはまり方なんだろう。この気分をぜひ、あなたも感じに来て欲しい。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]鈴木章浩 [脚本]ジュンキチ、タカシ、鈴木章浩 [撮影]ジュンキチ [音楽]KUJUN、大木裕之、藤島晃一、角谷美知夫 [録音]鈴木昭彦、吉松亮子 [編集]フィルムクラフト [スチール]石田章、浜口真吾 [製作]PISS FACTORY [提供]ENKプロモーション
[出演]今泉浩一、末広あきら、黒岩アキラ、葉月螢、大木裕之、藤島晃一、モア、小倉東、ジャスミン、ツバキ、鈴木佳子、アキラ、荒威勝彦

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僕色のくちづけ (7月2日(火)まで上映)

僕色のくちづけのポスター画像◆解説◆
Next Door…その唇に酔いしれて夢心地!
オッス!俺はタカシ。いつもスロットで万年金欠野郎なんだ。家賃も滞納しまくっててヤバイやばい。恋人の祐一は貨物船に乗って世界中を旅する男。今夜は久しぶりに戻ってきた祐一とセックスしまくったぜ。
そんな俺のバイト先は新宿のゲイバー。お客にも借金してるけど、ママが勝手に肩代わりしてくれるせいでやめることもできない状態なんだ。
ある日、俺の隣の部屋に相田典史って奴が越して来た。こいつちょっと変わってる奴だけど、なんか気になって…。
ムチかわな主人公が巻き起こす、楽しくって、でもちょっとセンチになれる、エロ充満のストーリー。
恋愛描写に定評のある田中康文監督がゲイ映画初挑戦。新風いっぱいのゲイ映画にエロキュン間違いなし!

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]田中康文 [撮影]下垣外純 [編集]酒井正次 [助監督]江尻大、菊嶌稔章、[スチール]本田あきら [音楽]小鷹裕 [応援]小林徹哉 [製作]ラボアブロス [提供]オーピー映画
[出演]デキヒ、山槇ドー、久保田泰也、岡田智宏、竹本泰志、池島ゆたか、太田始

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