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小倉名画座2上映作品のご案内

【上映期間】 11月7日(水)~20日(火)

ぼくとダディのこと

ぼくとダディのことのポスター画像◆解説◆
大学を卒業した。就職もした。社会人として新しい希望にも満ちている。でも尚也にはひとつ心配事があった。この年になっても何故か一向に女の子に興味がわかないことだった。どうしてだろう…?
そんなある日、今は離れて暮している父を偶然に新宿の街で見かけた。父はフリーの編集者として引っ張りだこで、マスコミの寵児でもある。昔から忙しくて家にいなく、尚也は小さい頃から殆ど一緒にいた覚えがないほどだ。
声を掛けようかと思ったとき、父は男と落ち合い、腕を組み、何と路上でハードなキスをしだし、そしてネオン街へと向っていった。ショックだった。そして何より衝撃だったのは、父とキスをしていた男は、尚也の学生時代の先輩の和彦だったのだ。
尚也は和彦に会って全てを聞いてみた。和彦はあっけらかんと自分がバイだと言い、君のお父さんはゲイだと告げた。そして二人は付き合っていると。そして「人を好きになるのに男も女も関係ない。ぼくがそれを教えてあげよう」と尚也を抱いた。初めての男とのSEX…。尚也の中で何かが変わり始めた。
そして尚也は父と会った。何故母と結婚したのか。何故ぼくを作ったのか。何故今でも離婚はしないのか。それらの質問に父は語り始めた…。
名作『こんな、ふたり』に続いて、池島ゆたか監督がゲイにとっての家族というテーマに挑んだ超ホームドラマの快作。特別大きな事件が起こるわけでもないのに、ドラマチックな展開があるわけでもないのに、映画はとにかくハラハラしながらスリリングに進んでいく。登場人物たち全員の関係が微妙なバランスな上で絡んでいくからなのだが、これはこの映画の最大の特長だと思う。
そしてそんな監督と脚本家の意図を的確に表現している役者陣の好演も光る。特に悩める主人公・尚也を演じる尾崎和宏が、アンニョイな表情と、不安が徐々に快感に変わっていく姿を全身で演じ、猛烈にそそられる。そのうえ尾崎くん、かなりの巨根だそうで、エロの巨匠池島監督が「こんな立派なイチモツ久し振りに見た」とおっしゃってたそうですので。パンツ越しにギンギンに勃起した尾崎くんのもの、存分に楽しんで下さい。
千切れそうで繋がっている、鬱陶しく感じながらもやはり必要なもの、そんな家族再生のドラマ。さ、この映画はあなたの心に何を投げかけるのでしょう?

◆スタッフ・キャスト◆
[監督]池島ゆたか [脚本]五代暁子 [撮影]清水正二 [音楽]大場一魅 [助監督]森山茂雄 [製作]セメントマッチ [配給]ENKプロモーション
[出演]尾崎和宏、池島ゆたか、千葉誠樹、杉本まこと、橋本嘉之、吉行由実、佐々木共輔、しょういち、北千住ひろし、神戸顕一、山の手ぐり子

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僕らの迷宮

僕らの迷宮のポスター画像◆解説◆
間宮義男はあらぬ噂を立てられ怒っていた。
恋人の真次に悪質な病気を移し、別れたという物だ。同意のもと、義男と別れた真次もその噂には迷惑していた。ついにその噂の出所が「エンジェル」というゲイバーだと突き止めた義男は一人で乗り込む。バーでは熱っぽい目の肥田、美しい田嶋、そして神秘的な芹沢が飲んでいた…義男はまず田嶋に近づく、田嶋はあの噂の義男だと気付くと彼をホテルに誘うが…。
次々に男にマニアックなSEXを強いられるハメになり、やっと噂の真相に近づいた時には義男は本来の自分の欲望に気付かされて…。
極悪非道のケダモノの巣窟か?!SM、3P、レイプ、顔面発射…、興奮そしてまた快楽。
ゲイの快楽地獄に彷徨う囚われの男。

◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]山崎邦紀 [制作]鈴木静夫 [撮影]稲吉雅志 [照明]秋山和夫 [助監督]広瀬寛巳、戸部美奈子 [音楽]薮中博章 [録音]ニューメグロスタジオ [編集]フィルム・クラフト [製作]株式会社旦々舎 [配給]大蔵映画株式会社 [提供]オーピー映画
[出演]タケ、瀬海弘、荒木太郎、太田始、樹かず、ひで丸

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