小倉名画座2上映作品のご案内
大阪のひと
◆解説◆
男にはワケがある…男同士にもワケがある…!
石川監督の全フィルモグラフィーの中で、代表作といわれる本作。とにかくズシっときます。
大阪は南の、あるゲイバー。そこに突然飛び込んできた過去に傷のある男。彼を匿ううちにバーのママと彼には、男同士の愛が…。
一部の評論家たちから「映画史に残るラストシーン」と評された名場面を是非スクリーンでご堪能下さい。全編大阪ロケ作品。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]石川均 [プロデューサー]廣木隆一 [撮影]池田俊巳 [助監督]富岡忠文 [録音]銀座サウンド [制作]永見悦子 [製作]遊プロダクション [配給]ENKプロモーション
[出演]西城しのぶ、ジミー・小林、伊藤政彦、竹内久和、島田圭介
一輪の薔薇
◆解説◆
のんけの中年サラリーマン・杉山はたまたま入ったバーでバーテンのヒロキと出会う。そこはゲイの集う場で、杉山は身の置場がなかったが、ヒロキに薔薇を一輪差し出され、彼に惹かれるものを感じる。
閉店後、杉山はヒロキに誘われフェラされる。以来杉山はヒロキにハマり毎晩店に通う。自由奔放なヒロキは仲間のケンジやゴローと遊びながら色んな男の相手をしていた。しかし、ヒロキも杉山に溺れ、店以外でも二人で会うようになる。そのうちに杉山はヒロキが昔の知人にそっくりなことに気づく。大学時代に杉山のアパートに居候していた、その男の名もヒロキだった。それを話すと、ヒロキは自分はそのヒロキで、杉山が恋しくて幽霊となって現れてるのだとからかった。
帰宅後、杉山は昔を思い出す。過去のヒロキはやはり今のヒロキに似ていたが…。
二人を結んだ一輪の薔薇が、杉山を過去へと誘う。そこには杉山さえ知らなかったある愛の物語が隠されていたのだった。ご期待下さい!!
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]友松直之 [脚本]大河原ちさと [撮影]小山田勝治 [編集]酒井正次 [録音]シネ・キャビン [助監督]奥田啓太 [制作]池田勝 [スチール]山本千里 [製作]幻想配給社 [提供]オーピー映画
[出演]増永守志、水川侑輝、藤原章裕、鈴木ちえ、谷口博幸、堀井聡