横川有楽座上映作品のご案内
ときめきの午後
◆解説◆
せっかく手に入れた自由な自分の生活。だからこそ、気ままに暮し、何人もの男たちとのSEXを謳歌したい。そのことを何よりも願う、若く美しい青年。だからこそ何にも、誰にも束縛されたくない。だが、一度寝た男はどうして、僕のことを自分ひとりで独占したがるんだ。愛情…?嫉妬…?そんな世間のつまらない常識が、僕をやがてぐるぐるに取り囲んでしまう…。
自由にSEXも出来ない生活なんて考えられない…。そんな自由奔放な青年を、工藤克巳が好演。大胆なベットシーンを何度も披露してくれ、エロス度満点の美味しい作品だ。でも、やっと手に入れた自由も実は…と、見てると結構愛について考えちゃう。
『さよならが言えない』『縄と男たち3』『縄と男たち5』などの実力派、橋口卓明監督の佳作。誰にもある若さ、のときめきを呼び起こす作品だ。
なお、残念ながらこの作品の上映中に映画館にこれない方、興味があるんだが遠方なのでという方、この作品はビデオでも見ることが出来ます。
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◆スタッフ・キャスト◆
[監督・脚本]橋口卓明 [プロデューサー]片岡修二 [撮影]下元哲 [製作・配給]ENKプロモーション
[出演]工藤克巳、池島ゆたか、山本竜二、矢作正道、佐藤靖、岸加奈子
せつないかもしれない
◆解説◆
「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」で公式上映され、大好評だった本作が、いよいよ登場です。
大学卒業後、念願の広告代理店に入社した高木聡は、張り切って社会人生活をスタートさせた。聡には友達以上、恋人未満のカレシがいるが、その彼に会社の話しをしようとしても、彼は聡の身体ばかり求めて一向に聞いてくれない。「俺は身体だけの存在か」。聡と彼の間は少し距離が広がってしまった。
そんな聡だが、仕事は頑張った。実は上司の古川に惹かれ始めていたのだ。しかし古川は、聡の同僚OLと付き合っているノンケだ。所詮叶わぬ夢なのだが、バリバリかっこよく仕事をこなす古川への思いは日々高まっていく。
一方その古川、実は学生時代に、ゲイの先輩にレイプされた経験があった。それはトラウマとして残り、古川はSEXそのものに臆病になっていた。
会社の飲み会。同僚女子社員が聡に猛烈にアタックを仕掛けてきた。それが鬱陶しくなった聡は、ついにみんなの前でゲイであることをカミングアウトしてしまう。次の日から社内の空気は一変してしまった。好奇の視線に晒される聡。が、古川はそんな社内を一喝し、今までと変わらずに聡に接してくれた。ますます聡はせつなくなってしまう。そんなある日、古川のミスで会社でトラブルが発生してしまう。古川は休みだった。とっさに聡はそのトラブルを「新人であるぼくのせいです」と言って、取引先に向って走り出すが…。
快調・吉行監督、4作目のゲイポルノ作品。今作も人を愛することの素晴らしさを、監督独特の作風で静かにぼくらに伝えてくれる。なんか見終わった後に、とってもハッピーになれるのだ。
主演は『浮気なぼくら』『キミニ惚レテル』で、ファンから絶大な支持を得た千葉尚之。スーツ姿もバッチリで、先輩に憧れるリーマン役を好演。スーツフェチの皆さんには、もうそんな千葉くんを見るだけで勃起もんです。
さ、ちょっと「せつないかもしれない」恋の行方、どうなるのか、あなたも一緒に成就してみませんか。
◆スタッフ・キャスト◆
[監督]吉行由実 [脚本]本田唯一、吉行由実 [撮影・照明]岩崎智之 [音楽]加藤キーチ [録音]シネ・キャビン [編集]鵜飼邦彦 [助監督]小川隆史 [製作]吉行プロ [提供]オーピー映画
[出演]千葉尚之、岡田智宏、平川文人、野村貴浩、林由美香、なかみつせいじ、鈴木敦子、秋津薫、望月梨央、白石雅彦